「2024湘南モノレールカレンダーフォトコンテスト」のビジュアルイメージ(画像:湘南モノレール)

神奈川県の湘南モノレールは「2024湘南モノレールカレンダーフォトコンテスト」を企画、2023年6月10日から8月31日まで、作品を募集している。コンテスト名通り、優秀作品は2024年の湘南モノレールカレンダーに採用する。

JR東海道線大船と、湘南を代表するリゾートスポットの江ノ島(路線名は江の島線)を結ぶ湘南モノレールは1970年3月に最初の大船―西鎌倉間が開業、翌1971年7月に大船―湘南江の島間6.6キロが開業し、全通した。

レールにぶら下がって走る懸垂式で、フランスで技術開発されたサフェージュ式は、ここと千葉県の千葉都市モノレールだけの希少派だ。今回は、モノレールに親しんでもらおうとフォトコンテストを企画した。

コンテストは、「鉄道部門・湘南モノレール車両」の1部門。テーマは、「モノレールと沿線の季節感あふれる風景など」で、新しく撮影した作品以外にも、未発表なら過去の作品も受け付ける。

プロアマ不問ながら、応募は作品の著作権を持つ撮影者本人に限る。作品は横構図のカラー写真に限定。1作品あたりのファイルサイズは10メガバイト以下で、ファイル形式はJPEGとする。

応募方法の詳細は、湘南モノレールのホームページに掲載。鉄道写真家の煙道伸麻呂さんらが審査に当たる。

最優秀賞1点と優秀賞13点を選考。入賞者には湘南モノレール特別乗車証などを贈る。

全線が高架で、一般鉄道に比べ撮影のハードルが高そうな湘南モノレールだが、撮影地ガイドには沿道からの撮影が可能な大船―富士見町間と片瀬山ー目白山下間、湘南の海が遠望できる目白山下駅と湘南深沢―西鎌倉間などが、狙い目のフォトスポットとして紹介される。

記事:上里夏生