表紙には船橋市の「アンデルセン公園」(画像:北総鉄道)

列車への乗車時に改札口からホームに直行という方は、ひょっとしたら少々もったいないかも。多くのJRや私鉄駅のコンコースに設置されるラックは情報の宝庫。鉄道会社の広報誌や、沿線イベントを案内するパンフレットなどが置かれている。

ご紹介するのは、情報誌のニュース。千葉県を走る北総鉄道の最新情報を詰め込んだ「もっと北総Smile 2026」ができ上がり、きょう2025年12月24日から北総線各駅や京成線の一部駅で無料配布する。B5サイズ、オールカラーの充実した内容だ。

北総鉄道は2022年10月に通学定期中心に運賃を大幅値下げしたが、目指したのは子育て世代の住み替え需要による活気あふれる路線づくり。経営戦略をフォローする情報誌には、「沿線に家を建てた新しい住民へのインタビュー」や、〝北総線ママ〟の座談会「北総線沿線リアルトーク」を掲載した。

鉄道ファン向けコンテンツが「Smile旅」。新柴又から大町へと、新鎌ヶ谷から印旛日本医大への2本でそれぞれの見どころを紹介した。印西市駅前マップでは、千葉ニュータウン中央と印西牧の原の両駅を取り上げ、公園やショッピングセンター、学校、幼稚園・保育園などを地図上に点描する。

4万部発行。同社ホームページでWeb版が見られる。

記事:上里夏生

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