※2023年5月撮影

トップ画像は、桜上水駅北口正面の小さな広場から。

銀行のCDコーナーが並んでいますが、左端は「BANANA STAND」です。残念ながら閉まっていました。

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※2023年5月撮影

「桜上水商店街」を北上、甲州街道に向かいます。

※2023年5月撮影

中央高速道路の高架が見えて来ました。13時過ぎですが、昼食を食べていなかったので筆者はお昼をいただきました。

※2023年5月撮影

甲州街道に出ました。信号機には「桜上水駅北」と表示されています。

※2023年5月撮影

甲州街道の北側から「桜上水商店街」をふり返っています。駅までは100mちょっと。

※2023年5月撮影

甲州街道の北側を西に歩きます。

※2023年5月撮影

100mほどでお煎餅専門店「亀井堂本家」があります。筆者はお煎餅大好きですが「ロケ撮影中に買物はしない」とルールにしているので我慢します。でもプライベートで三浦半島からはなかなか簡単に来ることはできないのです・・・。

※2023年5月撮影

そのすぐ先に「清月山覚蔵寺」がありました。美しい参道です。

※2023年5月撮影

右の杉並区教育委員会の説明の内容は以下です。

「清月山覚蔵寺は日蓮宗の寺で、本尊は十界曼荼羅(まんだら)・宗祖日蓮聖人像です。

当寺はもと真言宗の寺でしたが、慶長年間(1596~1614)に日蓮宗に改宗、中興開山は実成院日相(じつじょういんにっそう)と伝えられています。

当寺に安置されている鬼子母神像は、日蓮聖人の直刻と伝えられています。このことは「江戸名所図会」にも記載されているもので、文永八年(1271)聖人が瀧ノ口法難にあわれる前、馬に乗せられ鎌倉の町を引きまわされて刑場に向う途中、一老女からごまのぼた餅を供養され、そのお礼として手渡したものであるといわれています。この像は江戸時代の中頃に、鎌倉の妙法寺から当寺に安置され、それ以降開運鬼子母神として、人々の信仰を集めるようになり、寺運も大いに栄えたといわれています。

境内の日蓮聖人五百遠忌塔は、天明元年(1781)頃に建立されたもので、昭和五十六年(1981)は聖人七百遠忌の年にあたり、それを記念して銅像を建立しています。

また、開山日相聖人塔は三百五十遠忌の年(昭和四十一年)に建立されたものです。

なお、当寺は大本山池上本門寺の末で、現本堂は昭和三十一年に改装されたものです。

昭和五十六年二月十五日 杉並区教育委員会」

整然とした参道を進みます。山門も素晴らしい。

※2023年5月撮影

筆者が生まれた年に改装された本堂です。甍(いらか)がとても美しいです。

※2023年5月撮影

偶然、杉並区教育委員会の案内を見てお邪魔しましたが、何とも整った美しいお寺でした。

この様な出合があるので散歩は楽しいです。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)