※2023年7月撮影

トップ画像は「大國魂神社」「随神門」前、カラスの巨大な団扇。門の神様「櫛磐間戸命(くしいわまどのみこと)」が見えます。

では門をくぐります。

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※2023年7月撮影

中雀門(ちゅうじゃくもん)に向かって参道を進みます。

※2023年7月撮影

「亀石」がありました。参道の反対側に「鶴石」。

※2023年7月撮影

府中市の指定有形文化財「大國魂神社鼓楼(ころう)」。

※2023年7月撮影

案内板には次の様に書かれていました。

「鼓楼は太鼓を懸け時刻を知らせるための建物で、元来中国で発達し、わが国へは鎌倉時代に移入され、主として寺院に設けられました。そして江戸時代になると鐘楼と相対して造られることが多く、宇治の万福寺や日光東照宮のものがよく知られています。

大國魂神社では慶長年間の造営の際に、三重塔と相対して建てられましたが、正保3年(1646)の大火で焼失、200余年たった嘉永7年(1854)に再建されました。現存するこの鼓楼は、その再建連社板によれば、府中をはじめ日野・多摩・町田の各市域の17名の人々によって寄進されたものであることがわかります。

その後、数度の修理が加えられていますが、よく当初の原形を保っており、神社では数少ない貴重な建築物です。

平成22年2月   府中市教育委員会」

確かに鼓楼はあまり見たことが無いと思います。

1885年(明治18年)に改築された「拝殿」。武蔵野の守り神「大國魂大神」にお詣りします。

※2023年7月撮影

「拝殿」の東に「府中の名木百選」の「大國魂神社のコウヨウサン」、樹高23.0mが見えます。

※2023年7月撮影

「本殿」の東側に「松尾神社」。筆者がほぼ毎日その御利益に与っている「大山咋命(おおやまくいのみこと)」にお詣りします。醸造の守護神。お酒の神様です。

※2023年7月撮影

境内には東京都の地酒。東京の西側の「喜正」「多満自慢」「澤ノ井」「嘉泉」以外は飲んだコトないです。サントリーさんには毎日お世話になっています。(笑)

※2023年7月撮影

「府中の名木百選」「大國魂神社のムクノキ」幹間5.0mは凄い。左には朱色「本殿」の玉垣です。

※2023年7月撮影

「本殿」西側の「住吉神社・大鷲神社 」。「表筒男命(うはづつおのみこと)」「中筒男命(なかづつおのみこと)」「底筒男命(そこづつおのみこと)」「大鷲大神(おおとりのおおかみ)」にご挨拶しました。

※2023年7月撮影

「随神門」から参道を「府中駅」に向かいます。

※2023年7月撮影

旧甲州街道の反対側から「馬場大門ケヤキ並木」が始まります。

※2023年7月撮影

次回は「府中駅」から「分倍河原駅」に向かいます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)