※2023年9月撮影

トップ画像は「北野駅」から北300mほどの「北野天満社」「塩竈神社」。

鳥居をくぐって境内に。

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※2023年9月撮影

実はこの神社に関する公的な情報は見つけられませんでした。「東京都神社庁」「猫の足あと」「八百万の神」「ウィキペディア」「ホトカミ」などネット上のサイトを隈無く読んだ範囲で共通している事項は以下です。

・創建年代は不詳

・平安後期~鎌倉時代にかけてこの地に割拠した武蔵七党の「横山党」が京都北野天満宮を勧請

・徳川幕府から社領を下付されていた

・北野村の地名は村の鎮守「北野天満社」から採られたと言われている

ちなみに、寺社でお話しをしていて自社サイトを用意されていない場合「“猫の足あと”の記述に間違いがないので参照してください」と言われたことが何カ所かあります。

境内はなかなか広大です。

※2023年9月撮影

手水舎で口と手を浄めます。

※2023年9月撮影

右の石塔は「菅公千年祭記念碑」。明治35年(1902年)が「菅公千年祭」とされているのでその頃に建立されたものでしょうか。

神楽殿、左奥にならぶ大木が17世紀に植えられたという御神木のケヤキ。

※2023年9月撮影

神紋「星梅鉢紋」の「北野天満社」にお詣りします。

※2023年9月撮影

拝殿の南に池がありましたが夏草が繁茂していてほとんど見えません。奥は本殿です。

※2023年9月撮影

「塩竈神社」にもご挨拶しました。

※2023年9月撮影

まだイチョウは紅葉していませんが「銀杏(ギンナン)」を集めているのでしょうか?

※2023年9月撮影

何とも閑かで、清涼の気の満ちた神域でした。心身とも穢れが祓われた気分です。

※2023年9月撮影

散歩、続きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)