完歩者特典のオリジナル缶バッジ(画像:北総鉄道)

北総と東武が相互乗り入れ!? といっても鉄道ではなく、ウォーキングイベントの話。北総鉄道と東武鉄道は2024年2月23日、2社共催の「北総・東武合同ウォークラリー」を開催する。2023年2月に続く2回目で、東武高柳駅(千葉県柏市)をスタート、北総西白井駅(同白井市)にゴールする。

千葉県東葛エリアをテリトリーとする両社は、新鎌ヶ谷駅で接続する。合同ウォークは京成電鉄と新京成電鉄を交えた4社合同で毎秋実施するが、2023年は北総、東武の2社で春季にも開催。今回は、海上自衛隊下総航空基地などの協力で継続する。

当日、東武高柳駅から北総西白井駅まで約8.5キロのコースを設定するが、ルート上の通過ポイントが海自下総航空基地(柏市)と七次川(ななつぎがわ)調整池(白井市)。

ADVERTISEMENT

航空基地は海自の教育機関で、正門付近に最新鋭の消防車や、原付バイクを改造した哨戒機・P-3Cのミニモデルを展示する。

七次川調整池は利根川水系で、ハクチョウの飛来地として知られる。

今回の主なコースは江戸・明治の「鮮魚街道」で、通称「なまみち」。銚子に水揚げされた海産物を江戸に運ぶための旧街道で、沿道の一部は明治中期までの賑わいをほうふつさせる。

ウォークは、9時30分~11時に高柳駅東口をスタート、12~15時に西白井駅北側ロータリーにゴール。両駅と海自基地にチェックポイントを置く。参加費は無料。事前の申し込みは不要で、沿線駅に置かれる案内チラシに必要事項を記入して当日、受付に提出すればOK。

参加特典として、完歩した先着1500人に、両社の車両をデザインしたオリジナルの缶バッジをプレゼントする。

記事:上里夏生