近鉄は2024年10月7日(月)から「新型一般車両」の運行を開始すると発表しました。

形式名は「8A系」で、ツートンカラーの近鉄らしさを踏まえた親しみやすい外観デザインが特徴。車内には混雑状況に応じてロングシートとクロスシートを切り換えられるL/C シートを設置しており、1両の中でロングシート・クロスシートを混在して配置することも可能です。

また、ベビーカーや大型荷物などをお持ちの方が気兼ねなく着席して過ごせるスペース「やさしば」を1両あたり2カ所設置しています。

2024年度の製造両数は4両編成×12本(計48両)で、整備が完了し次第、順次投入していきます。2025年度は大阪線、名古屋線、南大阪線へも導入する予定です。

デビューに先立ち撮影会・試乗会も

新型一般車両の登場に先立ち、9月28日(土)には有料撮影会、29日(日)に有料試乗会が行われます。

撮影会では3編成の新型一般車両を宮津車庫に並べ、正面や側面など外観を自由に撮影できるようにします。試乗会は大阪上本町~京都駅間で運行、「やさしば」などの車内設備を体感できる場とします。

撮影会は3回にわけ、 各回50名を募集。車庫滞在時間は各回いずれも約90分で、終了し次第解散。旅行代金は大阪難波駅発着の場合、おとな24,000円/こども18,000円。申込は近鉄ホームページで本日9月6日(金)16:00から受け付けます。

試乗会は大阪上本町駅 10:24発 → 京都駅14:16着の行程で、近鉄奈良駅、高の原駅、橿原神宮前駅、平端駅、天理駅を経由。高の原駅と橿原神宮前駅は降車のみ可能とします。旅行代金はおとな8,000円/こども6,000円、募集人数は120名。申込は撮影会同様、近鉄ホームページで本日16時から受け付けます。

(画像:近鉄)

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