東北の駅百選に選ばれた駅舎や江戸時代からある町並みを巡る 「新・鉄道ひとり旅」234回目の舞台は福島県の「会津鉄道」
鉄道BIG4のダーリンハニー吉川正洋さんらが全国鉄道をぶらりひとり旅して回る。そんな「新・鉄道ひとり旅」も234回目を迎えます。
スカパー!「鉄道チャンネル」(Ch.546)での初回放送は2024年9月21日(土)夜10時から。今回の舞台は福島県の「会津鉄道」。西若松駅~会津高原尾瀬口駅までの59.1kmを結ぶローカル線です。
旅の出発地は、JR東日本の只見線も乗り入れている西若松駅。早速ホームへ向かうと、やって来たのはAT-701、AT-551、AT-600の3両編成の列車でした。最初の目的地である門田駅では、中島踏切からくる列車をパシャリ。どんな写真が撮れたのでしょう?
門田駅から再び列車に乗って、今度は湯野上温泉駅へ。車内では列車から見える景色を紹介するアナウンスが流れます。
湯野上温泉駅といえば、日本でも珍しいかやぶき屋根の駅舎。東北の駅百選にも選ばれています。
かやぶき屋根といえば、大内宿。江戸時代の参勤交代では、会津若松~江戸までの244kmを5泊6日の行程で進んでおり、大内宿でもお昼休憩をしていたのだとか。19世紀に日本を旅した英国人女性イザベラ・バードさんが泊まった宿もあるそうで、吉川さんも見学させてもらいます。
次に降り立ったのは会津下郷駅。国鉄会津線だった時代の駅舎をそのまま使っています。会津下郷駅にきたらぜひ食べてみてほしいバーガーを、今回も注文します。何のバーガーかは見てのお楽しみ!
珍しい駅名を発見しつつ、会津田島駅へ向かいます。会津鉄道はここから会津高原尾瀬口までが電化区間。浅草に一本で行ける電車も乗り入れています。
吉川さんはどうやらココで買いたいものがあるそう。最近出たばかりの「新作」で、鉄道マニアにはたまらない?コレクション要素強めの……。
SL車両や保線用のマルチプルタイタンパーも発見!「立ち飲み処 ちびっと」や福島県内初の自販機にも立ち寄り、しっかりとおつまみを手に会津鉄道オリジナルマスになみなみと……会津田島駅に乾杯!
いよいよ終点、会津高原尾瀬口駅へ。ここまでが会津鉄道会津線となります。
見渡す限り、広々とした景色。ねぎを箸代わりにしたお蕎麦に、足湯など。昔の記憶もたどりつつ、まだまだ、知らなところがいっぱいで今回も楽しい旅だったようです。