仙台市交通局と日立製作所は16日、地下鉄南北線の新型車両3000系が2024年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表しました。

3000系車両では、無塗装化による環境負荷の低減、車いす・ベビーカースペース増備や車両の低床化によるホームとの段差縮小といったバリアフリー施策拡充に加え、先代1000N系車両を継承した造形、「杜の都」仙台に馴染む色や柄を採用。

受賞理由も、「公共性が極めて高い地下鉄においては、奇をてらうのではなく、まちに如何に馴染むかが重要」「不特定多数の乗客の安全と快適さが重要」として、そのデザインや使いやすさ、静音性などを評価してます。

3000系は今年2024(令和6)年2月に営業線での通常ダイヤの合間に走行試験を開始。今月10月24日に出発式を行い、営業運転を開始します。来年度から2030(令和12)年度にかけて、各年度2~5編成を順次導入する予定です。

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