かつては「平駅」、今は何駅? 改称30周年記念で「常磐もの堪能列車」走る 車内で絶品あんこう鍋など提供(福島県)
JR東日本水戸支社は25日、「常磐もの堪能列車」を運行すると発表しました。使用車両は「E501 SAKIGAKE」、出発日は2024年12月8日(日)。常磐線 いわき駅を12:17に出発し、広野駅を経由して原ノ町駅に14:44到着予定。
「常磐もの」は昔の常陸国と磐城国の沿岸海域で獲れる魚介類を指す言葉ですが、現在では主にいわき市の水産物や水産関係者を指す言葉として使われています。冷たい親潮と温かい黒潮が交わる常磐沖では、「あんこう」や「メヒカリ」など美味しい魚が水揚げされ、その品質や鮮度が高く評価されています。
「常磐もの堪能列車」の車内ではいわき市で人気の和食処「とのがみ」オリジナルの「常磐もの」フルコース、主にいわき市内に出店するキッチンカー「ひかりカフェ」の絶品あんこう鍋を提供。また、「いわきチョコレート」が浜通りで採れた果物を使ったオリジナルデザートメニューもいただけるそうです。
「いわき駅」はかつて「平駅」という名前でしたが、1994年12月に改称され今に至ります。列車はこの改称30周年を記念したもの。当日参加者には、記念グッズなどが入ったお土産セットなども用意するといいます。
「常磐もの堪能列車」の募集人員は78名、販売価格は1人1万円。2024年10月28日(月)12:30から、JRE MALL チケット JR東日本水戸支社店で申込を受け付けます。
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