愛知県名古屋市の「リニア・鉄道館」へ、先日引退したドクターイエロー(T4編成)の展示が決まりました。そこで、現在展示中のドクターイエロー(T3編成)は、同館から石川県白山市の鉄道博物館「トレインパーク白山」へ移ることになりました。

ドクターイエロー(T3編成)は1979年に製造。営業線を走行しながら、東海道・山陽新幹線(東京駅~博多駅間)の電気設備や軌道設備などの状態をチェックしていました。

2005年には、後継のT5編成の登場により検測走行を終了。その後、JR東海から貸与の申し入れを受け、2011年から現在まで「リニア・鉄道館」で7号車が展示されています。

今回ドクターイエローの所有者であるJR西日本は、JR東海から返却の申し出を受け、保存展示箇所を検討していましたが、石川県白山市が運営する「トレインパーク白山」に保存展示することが決定。

トレインパーク白山(正面)奥が多目的スペース(イメージ)
トレインパーク白山(全景)奥は北陸新幹線高架(イメージ)

ドクターイエロー(T3編成)7号車の展示開始は、2025年6月頃を予定しているといいます。場所は同館1階、エントランス横の多目的スペース。

トレインパーク白山 多目的スペース(イメージ)

(画像:JR西日本)

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