乃木坂46 が、夏の風物詩「真夏の全国ツアー2025」の開催を発表しました。今年の全国ツアーは、北は北海道から南は九州、そして初めての香川公演を含む全国7都市を巡る16公演、ファイナルは聖地・明治神宮野球場での4DAYSという、まさに夏を彩る大規模なイベントになります。この記事では、全国の各会場へ向かう際の、主要な駅や空港からの交通手段や所要時間、そして会場がある街の魅力など、遠征に役立つ情報をお届けします
13th YEAR BIRTHDAY LIVEの2日間で11万人を動員した乃木坂46ですが、早速の発表となった全国ツアーのスケジュールを見て、「どの会場に行こうか?」「アクセスはどうなんだろう?」「現地の様子は?」など、期待と計画で胸を膨らませている、そんな皆さんのための情報をお届けします。これを読めば、あなたのツアー参戦計画もばっちり!最高の夏の思い出作りに向けて、しっかり準備を整えましょう!(旅と観光の情報! 鉄道チャンネル)
[北海道]真駒内セキスイハイムアイスアリーナ、7月5日(土)、 6日(日)
[静岡]エコパアリーナ、7月12日(土)、13日(日)
[大阪]大阪城ホール、7月16日(水) 、17日(木)
[宮城]セキスイハイムスーパーアリーナ、8月2日(土)、3日(日)
[福岡]マリンメッセ福岡A館、8月9日(土)、10日(日)
[香川]あなぶきアリーナ香川、8月16日(土)、17日(日)
[東京]明治神宮野球場 9月4日(木)、5日(金)、6日(土)、7日(日)
(上写真:札幌市の大通公園と札幌テレビ塔、PIXTA)

【北海道】真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

7月5日(土) 開場16:00/開演17:30、7月6日(日) 開場15:00/開演16:30
札幌市は、人口約196万人を誇る日本最北の政令指定都市で、北海道の政治・経済・文化の中心地です。広々とした街並みや、ラーメン、ジンギスカン、海鮮などの豊かな食文化が魅力です。7月上旬は平均気温20℃前後と比較的過ごしやすいですが、朝晩は少し肌寒い日もあるかもしれません。札幌市中心部の「大通公園」「時計台」「中島公園」や郊外の「小樽」はもちろんですが、少し足を伸ばせる機会があれば「富良野」や「旭川」「美瑛」「層雲峡」など道央地域の周りには多くの観光スポットがありますので、観光旅行を兼ねて遠征するにはピッタリの場所といえるでしょう。(北海道は非常に広く、函館や釧路、網走、知床、稚内などへは、札幌から気軽に行くには遠すぎますので、3連休以上が取れる際に、検討をいただくのがおすすめです。)

北海道富良野市 ラベンダーなどの花畑 (写真:PIXTA)

乃木坂46の北海道出身者としては、4期生の金川紗耶に加え、今年加入した長嶋凛桜がいます。
会場のある真駒内エリアは、札幌市南区に位置する、中心部からは少し離れた郊外です。宿泊は札幌駅周辺、大通公園周辺、すすきの周辺などが便利で、ホテルも多数あります。真駒内駅周辺のコインロッカーは少ないため、大きな荷物は札幌駅などで預けるのがおすすめです。真駒内セキスイハイムアイスアリーナは、1972年札幌冬季オリンピックの会場でもあり、冬季スポーツやコンサートでお馴染みのアリーナです。収容人数は約11,000人、周辺は真駒内公園という大きな公園で、自然豊かな環境です。
※この記事では、移動時間はおおよその目安時間を記載し、収容人数は会場規模がわかるように通常使用時のものを書いています(ステージの形などによるため、実際の座席発売数とは異なります)。
<新千歳空港から>:約1時間20分~1時間50分程度
・電車・JR快速エアポートで札幌駅へ(約40分)、札幌駅で地下鉄南北線に乗り換え真駒内駅へ(約18分)、バス・路線バスまたはシャトルバス(約10~15分)。
・空港連絡バス: 北都交通の空港連絡バス「アパホテル&リゾート〈札幌〉行き(真駒内駅経由)」で真駒内駅下車(約55分~1時間10分)。その後、路線バスまたはシャトルバス。(本数が少ないため事前確認を)
<JR札幌駅・大通公園から>:約40分~50分
・地下鉄南北線で真駒内駅へ(約18分)。真駒内駅から上記路線バスまたはシャトルバス。
<最寄り駅(地下鉄真駒内駅) から>
・路線バス: 南90・95・96・97・98、環96系統などで「上町1丁目」下車(約10分)、徒歩約5分。イベントにより真駒内駅からシャトルバスが運行されます(約10~15分)。
・駅からアリーナまで少し距離はありますが、徒歩で約25~30分 (約2km)です。タクシーなら、約5~10分で、料金は約1,000円前後です。
※その他、地下鉄「中の島駅」「西11丁目駅」からの、路線バスルートでも、アリーナ近くに停車するバスが運行されています。

【静岡】エコパアリーナ

7月12日(土) 開場16:00/開演17:30、7月13日(日) 開場15:00/開演16:30
エコパアリーナのある袋井市は人口約8.8万人、隣接する掛川市は人口約11.5万人。静岡県西部に位置し、温暖な気候です。袋井、掛川ともに東海道の宿場町があった地で、緑茶の生産地としても知られています。掛川には、戦国武将・山内一豊が城主として在城した「掛川城」があり、袋井市は「全国花火名人選抜競技大会」でも知られます。宿泊施設は袋井駅よりも掛川駅周辺の方が多いですが、在来線で30~40分ほどの浜松駅周辺まで視野を広げると選択肢が豊富になります。

静岡県掛川市にある掛川城(写真:PIXTA)

静岡での乃木坂ライブ開催は、2016年6月の全ツ&麻衣卒業コンサート以来となります。1期生には深川に加え若月佑美という静岡県出身メンバーがいましたが、今年は久しぶりに6期生の大越ひなのが加入しました。今年は愛知県での開催が無いため、この静岡か大阪が、中部地区の方々の選択肢となるでしょう。
エコパアリーナは静岡県袋井市にある小笠山総合運動公園(エコパ)内のアリーナで、収容人数は約10,000人。スタジアムも併設されており、大規模イベントに対応しています。最寄りとなる愛野駅周辺にもコンビニや飲食店はありますが、数は限られます。イベント当日は駅や周辺道路が混雑するため、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
<富士山静岡空港から>約1時間10分~1時間30分
・掛川駅南口行きの空港バス(約40分)でJR掛川駅へ、掛川駅からJR東海道本線で愛野駅へ(1駅約5分)。愛野駅から徒歩約15分。
・タクシー: 約40分。料金約9,000~10,000円。
<JR掛川駅 (新幹線こだま停車駅) から> 約20分
・JR東海道本線で愛野駅へ(1駅約5分)。愛野駅から徒歩約15分。
・タクシー: 掛川駅南口から会場まで約12分。料金約2,500~3,500円。
※名古屋からは、東海道新幹線「こだま」利用で掛川駅へ(約1時間)。東京からは、東海道新幹線「こだま」または「ひかり(静岡などでこだま乗換)」で掛川駅へ(約1時間30分~2時間)
<最寄り駅 (JR愛野駅) から>南口から徒歩約15分。案内表示あり。

【大阪】大阪城ホール

7月16日(水) 開場16:30/開演18:00、7月17日(木) 開場16:30/開演18:00
大阪市は、人口約270万人を擁する西日本最大の都市。食い倒れの街として知られ、たこ焼きやお好み焼きなどの粉もの文化、串カツなどが有名。活気があり、見どころも多い所です。2025年には「大阪・関西万博」が行われていますので、その観覧を兼ねて参戦する方もいらっしゃるでしょうが、大阪は2日間ともに平日でのライブ開催になっています。

大阪城公園・大阪城ホールと大阪ビジネスパーク

近畿地方出身の乃木坂46現役メンバーは、弓木奈於(京都)、増田三莉音(大阪)、五百城茉央・愛宕心響・海邉朱莉(兵庫)と5名がいます。
会場は大阪城公園内にあり、隣接する大阪ビジネスパーク(OBP)には飲食店やホテルもあります。宿泊は梅田(大阪駅周辺)、なんば・心斎橋エリアなどが選択肢豊富で便利です。会場周辺も緑が多く、開演までの時間も過ごしやすいでしょう。大阪城ホールは、最大収容人数は約16,000人(過去の例だと約11,000人のパターンか)。多くの有名アーティストがコンサートを行う、関西を代表する会場の一つです。

<大阪国際空港 (伊丹空港) から>約40分~1時間
・リムジンバス大阪駅前(梅田)行き(約30分)、大阪駅からJR大阪環状線・外回りで大阪城公園駅へ(約10分)。
・大阪モノレールで蛍池駅へ(約3分)。そこから、阪急宝塚線で大阪梅田駅へ(約15分)。大阪駅からJR大阪環状線(外回り)で大阪城公園駅へ(約10分)。
<関西国際空港から>約1時間10分~1時間30分
・JR関空快速: 天王寺駅まで(約50分)、JR大阪環状線・内回りに乗り換え大阪城公園駅へ(約12分)。大阪城公園駅から徒歩約5分。
・南海電鉄利用・南海空港線で新今宮駅へ(特急ラピート約35分、空港急行約45分)、JR大阪環状線(外回り)に乗り換え大阪城公園駅へ(約15分)。大阪城公園駅から徒歩約5分。
・リムジンバス: 大阪駅前(梅田)方面行き(約50~70分)、大阪駅からJR大阪環状線・外回りで大阪城公園駅へ(約10分)。大阪城公園駅から徒歩約5分。
<JR新大阪駅 (新幹線) から> 約25~30分
・JR京都線(東海道本線各駅停車・快速)で大阪駅へ(約4分)。JR大阪環状線(外回り)に乗り換え大阪城公園駅へ(約10分)。
<最寄り駅(複数駅あり)から>
・JR大阪環状線「大阪城公園駅」: 徒歩約5分(最も一般的なアクセスです)
・Osaka Metro長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」: 1番出口から徒歩約5分
・JR東西線「大阪城北詰駅」: 徒歩約15分
・京阪本線・JR・Osaka Metro「京橋駅」: 徒歩約15分
・JR大阪環状線・Osaka Metro中央線/長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」: 徒歩約15分。

【宮城】セキスイハイムスーパーアリーナ(グランディ・21)

8月2日(土) 開場16:00/開演17:30、8月3日(日) 開場15:00/開演16:30
8月最初の開催は宮城から。遠征の拠点となるのは、人口約110万人の東北地方最大の都市・仙台市。牛タン、笹かまぼこ、ずんだ餅などが名物で、宿泊施設や飲食店も仙台駅周辺に集中しており、非常に便利です。「杜の都(もりのみやこ)」と呼ばれる仙台市内には、戦国武将の伊達政宗公が築いた居城の跡地「仙台城跡」やケヤキ並木とが美しい「定禅寺通」などがあり、郊外の「秋保温泉」では温泉も楽しめます。せっかく仙台まで行くのであれば、日本三景の一つとして知られる「松島」の絶景もおすすめです。休みを多めにとれるのであれば、新幹線で少し足を伸ばして、近県の岩手・秋田・青森・福島・山形などを巡ることもできます。

宮城県・日本三景の一つ「松島」 (写真:PIXTA)

乃木坂46の東北出身者としては、宮城県出身の久保史緒里、岩手県出身の佐藤璃果、秋田県出身の矢田萌華が現役として在籍しています。
会場のある利府町は人口約3.6万人の仙台近郊の町。セキスイハイムスーパーアリーナでは、2023年の全ツも行われています。アリーナは広大な運動公園内にあり、周囲に商業施設は多くありません。ライブ当日は仙台駅からのシャトルバス利用が最も現実的で、特に終演後は路線バスの本数が少なく、タクシーも捕まりにくいため、シャトルバスの情報をしっかり確認しましょう。宮城県総合運動公園(グランディ・21)内の中核施設となるセキスイハイムスーパーアリーナの収容人数は、約7,000人(アリーナを含まず)となります。
<仙台空港から>約1時間30分~2時間
・仙台空港アクセス線で仙台駅へ(約17~25分)、仙台駅からはおそらく運行されるシャトルバス(所要時間、約40~60分)を推奨します。
・タクシー: 約45~50分。料金約12,000~15,000円。
<JR仙台駅 (新幹線停車駅) から>約40~60分
・シャトルバス (推奨): イベント開催時には仙台駅東口などから会場直行のシャトルバスが運行されるのが一般的です。所要時間は約40~60分(交通状況による)で、料金は往復で2,000~3,000円程度が目安。必ず乃木坂46公式サイトで運行情報・予約方法を確認してください。
・JR東北本線で利府駅へ(約20~25分、岩切駅で乗り換えの場合あり)。利府駅前から宮城交通バス「菅谷台経由」または「青葉台経由」で「菅谷台四丁目・グランディ21入口」下車(約10~15分)。
・タクシー: 約40~50分。料金約6,000~8,000円(交通状況による)。
<最寄り駅 (JR利府駅) から>
・路線バス: 宮城交通バス「菅谷台経由」または「青葉台経由」で「菅谷台四丁目・グランディ21入口」下車(約10~15分)。
・タクシー: 約10分。料金約2,000~2,500円。
※利府駅からの徒歩は、1時間以上かかるため現実的ではありません (約4~5km)。

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