九州新幹線を運行するN700系8000番台の「普通車指定席のシートピッチ」は?【クイズ】
今回は、九州新幹線に関するクイズを出題します。
あなたの新幹線知識を試してみましょう!
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Q4(難易度:★★★★★)
九州新幹線(博多~鹿児島中央間)を運行するN700系8000番台車両の、普通車指定席のシートピッチ(座席の前後間隔)は何mmでしょうか?
A. 980mm
B. 1040mm
C. 1080mm
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クイズの答えは
B. 1040mm
九州新幹線N700系8000番台の普通車指定席および自由席のシートピッチは、1040mmです。グリーン車は1160mmと広くなっています。
新幹線の普通指定席のピッチは、JR東日本のE2系、E6系、E3系、E8系が980mmとなっており、JR西日本の山陽新幹線500系が1020mm、その他のJR東日本車両やJR北海道・JR東海・西日本・JR九州の新幹線車両では1040mmが標準となっています。(一部の号車ではピッチが異るものがあります。九州新幹線N700系の場合は、先頭車のみは1023mmと、2号車以降よりも少しだけ狭くなっています。)
プチ情報 九州新幹線の車両
九州新幹線は、2004年3月13日に新八代~鹿児島中央間が部分開業し、2011年に博多~新八代間が全線開業しました。この部分開業に合わせて運転を開始した「800系」は、九州新幹線独自の車両で、東海道・山陽新幹線で活躍していた700系をベースにして九州新幹線内の急勾配区間にも対応できるように開発されました。水戸岡鋭治氏がデザインを担当し、西陣織などの伝統工芸品を取り入れて木材を多用した温かみのある内装が特徴です。2009年~2010年には、改良型で少しデザインが異なる「新800系」が登場しました

2011年3月12日の全線開業時には、山陽新幹線からの九州新幹線直通運転用として、JR東海とJR西日本が共同開発した新幹線車両N700系をベースに、九州新幹線の急勾配区間に対応するための車両「N700系7000番台・8000番台」が開発・製造されました。N700系の山陽・九州新幹線直通仕様の車両のうち、7000番台(S編成)がJR西日本の所有車で8000番台(R編成)がJR九州の所有車となっており、仕様はほぼ同一です。グリーン車を連結し、高速性と広域輸送に対応したモダンな設計が特徴です。日本の美しさ、力強さ、りりしさを表す「凛」をキーワードに、日本的なもてなしの心地よさを取り入れています。

(画像:PIXTA、TOP画像はN700系8000番台)
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