ディズニーのドローンショーも!「足利花火大会」8/2(土)開催! アクセス情報や観賞スポット、臨時特急の運行情報をお届け(栃木県足利市)
2025年8月2日(土)19時15分から20時50分まで、栃木県足利市で「第109回足利花火大会」が開催されます。長い歴史があり、2万発の花火を打ち上げる関東屈指の花火大会で、毎年関東一円から約50万人以上の人が訪れる人気イベントです。夏休み期間中ということもあり、ショートトリップがてら、観賞を予定している人も多いのではないでしょうか。
そこで「足利花火大会」の特長やアクセス方法、おすすめの鑑賞スポット、臨時特急の運行情報まで合わせて紹介します。
約2万発の花火に今年はディズニーのドローンショーも開催!
「足利花火大会」は明治36年(1903年)から続く花火大会で、今年109回を迎えます。伝統ある大会です。歴史も規模も関東屈指とあって、地元の人々はもちろん、関東一円から50万人を超える人が訪れるため「50万人の夕涼み」とも呼ばれています。

伝統の尺玉や仕掛け花火、ワイドスターマイン、日本の名玉大玉花火、フィナーレには総延長800メートル大ナイアガラと、約2万発が打ち上げられます。

さらに今年は19時15分から15分間「東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”」を開催。約1,500機のドローンが夜空にディズニーキャラクターを描く、ドローンショーも楽しめます。
また、7月31日と8月1日の2日間は前夜祭として「第4回ヤングヤング夏祭り」を、足利商工会議所友愛会館で開催。お化け屋敷や縁日、ステージイベントや屋台を楽しむことができます。
会場へのアクセスと最寄り駅
「足利花火大会」が開催されるのは、渡良瀬川運動公園内(田中橋下流河川敷)。JR両毛線足利駅南口から徒歩約5分、東武伊勢崎線足利市駅から徒歩約10分の立地で、両駅の線路に挟まれた、渡良瀬川沿いの一帯となります。どちらの最寄り駅からも近いため足を運びやすい花火大会となっています。
交通規制に注意
例年、かなりの混雑となるため、公共交通機関の利用がおすすめですが、当日は公共機関や小中学校などの仮設・臨時駐車場が用意されるため、車で会場へ向かうことも可能です。ただし、当日の17時30分~21時30分まで交通規制が行われます。事前に迂回ルートなどを確認しておきましょう。
当日は JRと東武が臨時列車を運行
JR両毛線「足利駅」
混雑緩和のため、下り佐野方面・上り桐生方面の臨時列車が増発されます。また、JR足利駅南口改札口の開放時間を延長します。
東武伊勢崎線「足利市駅」
混雑緩和のため、下り伊勢崎方面・上り館林方面の臨時普通列車が増発されます。また、花火大会の終了時間に合わせて、臨時特急りょうもう92号(20時47分太田発~22:23北千住着)、特急りょうもう94号(20:52赤城発~22:25東武動物公園着)も運転されます。特急券は2日の4時50分からの発売です。
JR両毛線・東武伊勢崎線ともに、通常ダイヤは平常通りの運行です。(若干の時刻変更を行う場合もあります)。また、安全のため、駅構内の入場制限を行う場合があります。
おすすめの観賞スポットは?

足利花火大会の花火を最も近くで観賞できるのは有料観覧席ですが、販売は7月21日に終了しています。また、今年度から有料観覧エリアが設けられ、エリア内にはチケット購入者しか入場ができません。「チケットは購入していないけれども、花火を観賞したい」という人は、どこで観れば良いのでしょうか。
例えば、足利花火大会の会場下流に位置する「田中橋」付近は、至近で花火を観賞したい人におすすめです。視界を遮るものがなく、迫力ある花火を観賞できますが、トイレや駐車場などはありませんのでご注意ください。
会場から徒歩圏内の総合公園「織姫公園」は渡良瀬川の北岸に位置し、高台となっているため、花火を観賞しやすい人気スポットです。会場からはやや離れているため、落ち着いて花火を観賞したい人におすすめです。
また、近隣の商業施設では例年、花火大会当日に屋上を開放しています。穴場スポットとして覚えておくと良いでしょう。
足利花火大会は、首都圏の花火大会と比べて「少し遠いかな」と感じる人もいると思いますが、最寄り駅から近く、意外とアクセスしやすい花火大会です。また「あしかがフラワーパーク」をはじめとする市内の人気スポットと合わせて観光を楽しめることも魅力。今年は少し足を伸ばして「足利花火大会」へ出かけてみてはいかがでしょうか。
(花火と織姫公園の画像:PIXTA/その他注釈のない画像:足利花火大会)
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