天神ビッグバンで地下がもっと便利に!地下鉄駅直結・南北貫通通路ありの新ビル建設開始、屋上には玄界灘を望むテラスも(福岡)

福岡・天神エリアの再開発プロジェクト「天神ビッグバン」に新たな動きがありました。野村不動産と竹中工務店は、「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」の新築工事を2025年12月16日に着工したと発表。地下鉄天神駅に直結する地上21階建ての巨大ビルは、2028年度の完成を目指します。南北を貫く通路や屋上テラスなど、街の回遊性と快適性を高める新ランドマークの詳細を紹介します。
天神の地下ダンジョンがさらに進化!便利な通路が登場!
福岡ビッグバンでは、規制緩和などが行われて、福岡市の天神地区の再開発を促進しています。天神といえば地下街が有名ですが、今回は、地下鉄天神駅から直結する新たなルートが誕生する開発になりそうです。

このビルは明治通りと昭和通りの間に位置しており、敷地内を南北に貫く「貫通通路」が整備されます。これにより、地下と地上を含め天神エリアの回遊性がぐっと高まりそうです。

地下~地上への連続した広場が設けられ、エスカレーターによる立体的なにぎわいが期待されます。

地下から地上にかけては、吹き抜けのある「サンクンガーデン」や広場が設けられ、バス停付近には待ち合わせや休憩に使えるスペースも生まれます。ただの通路ではなく、イベントなどが開催できる賑わい空間になる予定です。

仕事中に玄界灘を眺めて優雅なひととき…って、ここ会社だよね?
オフィスフロアもただ者ではありません。「働く場所を自由に選べる」をコンセプトに、共用部が充実しています。

2階のオフィスエントランスには、入居企業専用のラウンジを設置。ランチや休憩はもちろん、打ち合わせや貸切イベントにも対応します。
さらに驚きなのが屋上です。

最上階には、玄界灘を一望できる「屋上テラスラウンジ」が登場。仕事の合間に海を眺めてリフレッシュできるなんて、福岡ならではの贅沢なオフィス環境と言えるでしょう。
ビルなのに森!福岡の本気が詰まった緑化計画がスゴすぎる
外観のデザインも特徴的です。水平ラインを強調し、建物全体が緑にあふれる計画となっています。
敷地内の広場やテラスを積極的に緑化することで、福岡市の「グリーンボーナス」制度の第一号認定を取得しました。
また、福岡市が進める「都心の森1万本プロジェクト」や「Fukuoka Art Next」とも連携し、都心にいながら憩いや安らぎを感じられる空間創出を目指しています。環境性能においても、CASBEE福岡でSランク相当、BELS認証なども取得予定です。
「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」概要

・所在地:福岡県福岡市中央区天神2丁目198番1外
・交通:福岡市営地下鉄「天神」駅 徒歩1分
・敷地面積:4,863.19平方メートル
・延床面積:約69,000平方メートル
・構造・規模:S、SRC、RC造 地上21階 地下3階
・施設構成:オフィス・商業・駐車場・駐輪場
・着工:2025年12月16日
・竣工:2028年度予定
地下鉄直結という抜群の利便性に加え、緑と開放感あふれる空間が広がる新しい天神の顔。2028年の完成が待ち遠しいですが、変わりゆく街の景色を眺めるのも、今の時期だけの楽しみかもしれません。
(画像:野村不動産)
鉄道チャンネル編集部
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