ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に隣接する大阪・桜島エリアで、新たな巨大プロジェクトが始動しました。IHGホテルズ&リゾーツなどが手掛ける「Osaka Sakurajima Resort」です。2029年の開業を目指し、国内初となる「トリプルブランド」ホテルとして、「インターコンチネンタル」「キンプトン」「ホリデイ・インリゾート」の3つが一つの建物に集結。総客室数817室を誇るこの次世代リゾートの詳細を紹介します。

USJ至近にホテル3つも積んじゃいました! 「トリプルブランド」って欲張りすぎ!?

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン側 外観パース(イメージ)

世界最大級のグローバルホテル企業であるIHGホテルズ&リゾーツが運営を担い、国内初となる「トリプルブランド」ホテルとして展開されます。これは1つの建物内に3つの異なるホテルブランドが入るというもので、今回採用されたのは「インターコンチネンタル」「キンプトン」「ホリデイ・インリゾート」の3つです。

計画地は大阪市此花区桜島一丁目。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのすぐ近くに位置し、JR桜島線「ユニバーサルシティ」駅から徒歩6分という好立地です。また、2030年に開業が予定されている大阪IR(統合型リゾート)などが集積する大阪ベイエリアにあり、エンターテインメントを楽しむ拠点としての役割が期待されています。

ラグジュアリーから家族向けまで「全部入り」!800室超えの巨大要塞

安治川側 外観パース(イメージ)

この施設は地上14階・地下1階建てで、総客室数は817室を予定しています。それぞれのブランドの特徴と客室数は以下の通りです。

・インターコンチネンタル(244室):世界最大級のラグジュアリーブランド。洗練されたサービスを提供します。
・キンプトン(246室):デザイン重視のラグジュアリーライフスタイルブランド。遊び心あふれる体験が特徴です。
・ホリデイ・インリゾート(327室):ファミリー層にも親しみやすいブランドで、キッズクラブやプールなども備える予定です。

建物は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」側に面する西棟と、安治川に面する東棟の2棟構成となる計画です。西側はブルックリンの街並みをイメージした重厚感のあるデザイン、東側は水辺の開放感を生かした透明感のあるデザインとし、都市と自然が調和する景観を目指します。

また、ホテルと安治川の間にある「此花西部臨港緑地エリア」の整備も進められ、広場やアートの設置によって散策を楽しめる空間が作られる予定です。船着場である「ユニバーサルシティポート」にも近接しており、船を使った大阪市内へのアクセスも可能です。

「Osaka Sakurajima Resort」概要

所在地:大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番、507番(地番)
交通:JR桜島線「ユニバーサルシティ」駅 徒歩6分
構造・規模:SRC造・S造、地上14階・地下1階
敷地面積:17,246平方メートル
延床面積:100,494平方メートル
客室数:全817室(インターコンチネンタル 244室、キンプトン 246室、ホリデイ・インリゾート 327室)
付帯施設:レストラン、プール、会議室、キッズクラブ等
開業予定:2029年

USJでの興奮をそのままに、ラグジュアリーな滞在からカジュアルな家族旅行まで叶える巨大リゾート。大阪ベイエリアの風景を一変させるランドマークの完成が、今から待ちきれません。

(画像:桜島開発、HARRY POTTER and all related characters and elements © & ™ Warner Bros. Entertainment Inc. Publishing Rights © J.K. Rowling. MINIONS TM & © 2025 Universal Studios. © Nintendo TM & © Universal Studios & Amblin Entertainment Universal elements and all related indicia TM & © 2025 Universal Studios. All rights reserved. CR25-4938)

鉄道チャンネル編集部
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