千葉市「京成ホテルミラマーレ」で人気のコンセプトルーム「京成電鉄3400形トレインルーム」が2025年12月4日(木)からバージョンアップ! 本物の運転台でリアルな運転体験ができる夢のような部屋が、販売開始から2周年を迎え、シミュレーター機能を拡充して室内展示を追加。さらに濃密な体験ができる空間へと進化します。

シミュレーター機能が拡充、ついに全線開通!

目玉は本物の3400形運転台を使用したシミュレーター体験の進化です。これまでの運転区間に加え、新たに「京成津田沼→京成高砂(上り)」などの区間が追加され、ついに京成本線(上り)成田空港~京成上野間の“全線運転”が可能となります。

また、普通・快速・快速特急・通勤特急・特急など全種別に対応するほか「モーニングライナー(AE形)」成田空港→京成上野(京成本線・上り)の運転体験も追加されます。

リピーター限定「特別モード」搭載

過去に宿泊したことがあるリピーター限定の特典として、シミュレーターに「スカイライナーモード」が搭載されます。このモードでは、3400形の運転台を操作しながら、最高速度160km/hの「AE形スカイライナー」京成上野→成田空港(スカイアクセス線・下り)や「3100形アクセス特急」京成上野→印旛日本医大(スカイアクセス線・下り)でスカイアクセス線を疾走するという、現実にはあり得ない特別仕様での運転体験が可能です。
※運転台は3400形を使用する、疑似体験となります。

本物の方向幕が新登場

車両正面を再現した壁面に埋め込んだ種別幕(写真左)、車両側面の種別幕+行先幕と車両正面の行先幕

室内装飾もバージョンアップし、実際に3400形で使用されていた「方向幕」3種類が新たに展示されます。 車両正面を再現した壁面に埋め込まれた種別幕や、側面の行先幕などが設置され、すべて手動で幕回しを楽しむことができる仕様となっています。

「京成電鉄3400形トレインルーム」概要

場所:京成ホテルミラマーレ(千葉県千葉市)
客室:ラグジュアリーツイン(42平方メートル)※1室限定
料金:1室2名朝食付き 5万6,000円~(消費税・サービス料込)
主な特徴:本物の運転台(マスコン、速度計などが連動)でのシミュレーター体験、鉄道タレントによる運転士&車掌ボイス、各種鉄道部品の展示(乗務員室扉、車掌スイッチなど)

京成ファンにはたまらない「3400形トレインルーム」が、さらに魅力ある仕様へと進化しました。バージョンアップ記念として、12月4日以降の宿泊者先着200名にはノベルティグッズのプレゼントも用意されています。この機会に「3400形トレインルーム」を利用してみてはいかがでしょうか。

(画像:京成電鉄)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

【関連リンク】