2019年に運行した「成田山開運号」

京成電鉄は、年末年始に外出する利用者の利便を図るための臨時運行ダイヤを発表しました。大晦日の夜から元日の朝にかけて、京成上野駅~京成成田駅間と、押上駅~京成金町駅間で終夜運転を実施します。さらに、正月三が日の日中時間帯には、柴又帝釈天の最寄りとなる柴又駅へ発着する金町線の列車を増発。成田山新勝寺への初詣に便利な全席指定の特急「成田山開運号」(臨時シティライナー)も運行します。

大晦日は終夜運転を実施、金町線も増発

京成線路線図

京成電鉄は、年末年始の期間中、以下の臨時ダイヤを実施します。

大晦日の終夜運転

普通列車の大晦日終夜運転

大晦日の夜から元日の朝にかけて、京成上野駅~京成成田駅間と押上駅~京成金町駅間で終夜運転を実施します。

「成田山開運号」(臨時シティライナー)

成田山開運号(臨時シティライナー)の下り(上段)と上り

終夜運転時には、スカイライナー車両を使用した特急「成田山開運号」(臨時シティライナー)も上下各1本臨時で運行。2025年12月31日の221号が22:40京成上野発~23:34京成成田、2026年1月1日の222号が3:00京成成田発~3:54京成上野着。

金町線列車の増発

年始の金町線列車増発

2026年1月1日(木・祝)~3日(土)までの3日間、柴又帝釈天最寄りの柴又駅へ発着する金町線の列車が上下各12本増発され、10~12分間隔で運転します。

全席指定の特急「成田山開運号」(臨時シティライナー)を運転

「成田山開運号」のヘッドマークとシティライナーのイメージ

臨時列車として、成田山新勝寺への初詣に便利な特急「成田山開運号」(臨時シティライナー)を運転します。

成田山開運号(臨時シティライナー)運転区間と運転時刻

運転日は正月三が日と1月中の土曜・休日ダイヤ実施日の計12日間。(1月1日、2日、3日、4日、10日、11日、12日、17日、18日、24日、25日、31日。車両はAE形(スカイライナー車両)が使用され、ヘッドマークが掲出されます。座席は全席指定で、普通運賃とは別に特急料金(大人1,000円/小人500円、京成船橋駅~京成成田駅間は大人550円/小人280円)がかかります。
予約は乗車日の1ヶ月前から、インターネットまたは京成お客様ダイヤルで予約可能です。

年末年始のその他運行情報

終夜運転や臨時列車の運行のほか、通常のダイヤも変更に。2025年12月30日(火)~2026年1月4日(日)の6日間は、土曜・休日ダイヤでの運転となります。

京成電鉄は、年末年始期間中、終夜運転や全席指定の特急「成田山開運号」の臨時運行など、初詣や行楽に便利な臨時ダイヤを実施します。大晦日や正月三が日に京成線を利用してのお出かけを検討してみてはいかがでしょうか。

(画像:京成電鉄)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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