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海向きグリーン席や車内販売カウンターが誕生! 日南線を走る観光特急「海幸山幸」2027年リニューアル 車内設備や特急料金はどう変わる?

宮崎の海と山の絶景を駆け抜ける日南線の観光特急「海幸山幸」が、2027年春にリニューアル。太平洋を正面に望む窓向きのグリーン席(6席)や車内販売カウンターが新たに誕生します。この改装にともない、新たなグリーン料金が設定されるだけでなく、これまで不要だった宮崎駅〜田吉駅間を含む全乗車区間で特急料金が必要となり、実質的な料金見直しが行われます。さらに、リニューアル工事のため2026年12月上旬から長期間の運休に入るため、地元の人々に愛されてきた現行のレトロな車両に乗車できるのは11月までとなります。
本記事では、新しく生まれ変わる座席設備の詳細や、全区間特急料金化となる変更後の料金体系、そして運休前に乗車するためのスケジュールと予約のポイントについて詳しく解説します

宮崎の海と自然を味わう特急「海幸山幸」とは?

日南線 海幸山幸 (大堂津-油津)
日南線「海幸山幸」 (画像:Pixta)

宮崎駅~南郷駅を結ぶ2両編成の観光列車「海幸山幸」は水戸岡鋭治氏が内外装をデザイン。コンセプトは「木のおもちゃ箱のようなリゾート列車」。宮崎の海に溶け込むようなぬくもりある列車を目指し、外観や車内には沿線の「飫肥(おび)杉」を採用。ほっこりするデザインは地元の方にも愛されてきました。
1号車の「山幸」は全席指定席で、「山」をイメージさせる赤基調のあたたかみがある空間。指定席と自由席を配置した2号車の「海幸」は、「海」をイメージさせる青基調の落ち着いた空間で、車窓と木の香りを楽しみながらゆったりとくつろぐことができます。土日祝日を中心に運行する、リゾート気分を掻き立てる列車です。

宮崎発南郷行きに乗車するなら、宮崎県産の食材にこだわった事前予約制の「海幸山幸弁当」を旅のお供にするのもおすすめです。

【参考】第17回九州駅弁グランプリ開催【JR九州】駅社員おすすめの46品駅(※2026年9月掲載)https://tetsudo-ch.com/13038624.html

2027年春のリニューアルで2号車にグリーン席が登場

太平洋を正面に望む窓向きシート(グリーン席)

グリーン席(イメージ)

2027年春のリニューアルでは2号車の一部を中心に改装し、窓側を向いたグリーン席を6席配置。太平洋の大海原をはじめとする雄大な車窓風景を心ゆくまで楽しめるようになり、座席には利便性を高める折りたたみ式テーブルを設けます。窓枠上部には繊細な組子細工を施し、伝統工芸が彩る格調高い上質な空間を演出します。

木のぬくもりに包まれる車内販売カウンターの新設

車内販売カウンター(イメージ)

リニューアルに合わせて、地元の逸品を購入できる車内販売カウンターを新たに設置します。豊かな質感の木材を贅沢にあしらった空間となり、木のぬくもりと心地よいやすらぎを感じながら買い物を楽しめます。新しい車内空間で、宮崎・日南の景色をより深く堪能する特別な列車旅になりそうです。

リニューアルにともなう特急料金の見直しと運休期間

新設されるグリーン料金と全区間対象の特急料金

改正後のグリーン車指定席(通常期)

リニューアルにあわせてグリーン料金を新たに設定。宮崎駅・南宮崎駅、および乗り換えとなる宮崎空港駅から各駅間のグリーン料金が1,800円となります。

改正後の普通車指定席(通常期)

また特急料金も見直され、これまでは田吉駅~南郷駅間の乗車区間に対して特急料金が必要でしたが、リニューアル後は宮崎駅~田吉駅間も含めて全乗車区間で特急料金が必要になります。
宮崎駅⇒南郷駅間の普通車指定席(通常期)の合計運賃・料金は3,140円から3,540円となり、グリーン車指定席の場合は合計4,310円となります。

リニューアル工事にともなう12月上旬からの運休

リニューアル工事を行うため、特急「海幸山幸」は12月上旬から運休となります。
運休の詳細なスケジュールについては10月中旬にお知らせがありますので、冬の期間に旅行を予定されている方は要注意です。

現行の「海幸山幸」の姿を楽しめるのは、運休前となる2026年11月の運行まで。2027年春のリニューアル後は、新設されるグリーン席でさらに優雅な旅が期待できる一方、宮崎駅〜田吉駅間を含む全乗車区間で特急料金が必要となり、実質的な料金見直しとなります。 12月以降の具体的な運休スケジュールは10月中旬に発表される予定です。「今のレトロで親しみやすいおもちゃ箱のような姿を目に焼き付けておきたい!」という人は、ぜひ今のうちに、「海幸山幸」での列車旅を楽しんでくださいね。

(画像:JR九州)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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