神話と豊かな自然が息づく山陰地方を走る、JR西日本の大人気観光列車「あめつち」。この夏から冬にかけて、旅の計画を立てたくなる注目の情報が発表されました。
2026年7月・8月の夏期間には、NHK朝ドラでも話題沸騰、松江に深い縁のある小泉八雲の「怪談」を車内で体験できる、夏にぴったりなヒヤッとする特別企画を実施。さらに、秋の紅葉やお出かけシーズン、そして冬の味覚(カニなど)の旅行に欠かせない、10月〜12月までの最新運転スケジュールが一挙に公開されました。
本記事では、、車内が恐怖に包まれる(?)夏のユニークな特別企画の見どころから、争奪戦必至となる秋冬の運転日などを分かりやすくご紹介します!

7月・8月限定「小泉八雲の怪談」が移動の時間を極上のエンタメに変える

夏の特別企画として、今年3月まで放送をしていた朝ドラでも話題になった松江市ゆかりの文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談」の車内放送が行われます。昨年も好評を博した本企画。「耳なし芳一の話」や「雪女」といった名作怪談が、山陰の美しい車窓風景と重なり、涼やかなひとときを演出します。区間によって放送される「おはなし」が異なるため、どの物語が聴けるかも旅の醍醐味の一つです。

実施期間:2026年7月4日(土)~8月31日(月) ※鳥取駅~出雲市駅間の運行時

実施区間・内容(イメージ)

開催は今夏の7月・8月だけという、暑い夏の山陰を五感で涼しく過ごせるプレミアムな旅の付加価値をお楽しみください。

運行開始8周年記念!伊吹春香氏の限定「旅エッセイ」をプレゼント

2026年7月4日(土)~8月31日(月)の期間、観光列車「あめつち」乗車の利用者に、鳥取県出身のイラストレーター・伊吹春香氏が描き下ろした「あめつち限定 旅エッセイ」がプレゼントされます。

レトロで優しいタッチで描かれるエッセイは、全16ページのB6サイズ。配布は先着2,000名様(1人1枚)限定のため、早めの乗車がお勧めです。さらに2号車の物販カウンターでは、ランチトートバッグ(1,650円)やクリアファイル(550円)などの限定オリジナルグッズも販売されます。

伊吹春香氏グッズ(イメージ)

10〜12月の運転日も決定!3つのルートで秋・冬の山陰を満喫

10月~12月の運転日も発表され、週末を中心に各線区で1日1往復が運転されます。「ネイティブ・ジャパニーズ」をコンセプトに、山陰の魅力を詰め込んだ紺碧色の車両で、美しい景色や地元の素材を生かした特製御膳(要事前予約)なども楽しむことができます。主な運行ルートや魅力のポイントをご紹介!

2026年4月~2026年12月の運転日(イメージ)

あめつち:鳥取~出雲市(山陰本線)

由良駅・御来屋駅では停車中にドアが開きますが、新規の乗降はできません。御来屋駅の停車時間はわずかなので、乗り遅れないように列車の近くで楽しむのがよさそうです。

あめつち・鳥取~出雲市の時刻表

あめつち~木次線~:米子~出雲横田(木次線)

あめつち~木次線~ 時刻表

あめつち~因幡・但馬〜:鳥取~城崎温泉(山陰本線)

餘部駅・東浜駅(鳥取行き)では停車中にドアが開きますが、新規の乗降はできません。9月19日(土)・9月20日(日)の城崎温泉⇒鳥取は、時刻を変更して運転される予定です。

あめつち~因幡・但馬〜  時刻表

地域密着の観光列車がもたらす新しい旅の形

今回の「あめつち」の取り組みにおいて注目すべきは、地元出身のクリエイターやゆかりの文化人(小泉八雲)とのコラボレーションです。単に景色を楽しむだけでなく、その土地の歴史や文化を「車内」という特別な空間で体験できるのは、観光列車の大きな強みと言えます。また、SDGsの観点からも地域の経済成長やパートナーシップに貢献しており、持続可能な観光モデルとして今後も鉄道旅行業界全体に良い影響を与えそうです。

秋の紅葉から冬の日本海まで、季節ごとに異なる表情を見せる山陰地方。耳元からヒヤッと涼しくなる夏の怪談企画から、カニや紅葉を楽しむ秋冬の3ルート旅まで、今年の後半は全車グリーン車の「あめつち」で、山陰の神話と美しい絶景に包まれる贅沢な時間を過ごしてみませんか
(画像:JR西日本、TOP写真: PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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