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「ななつ星in九州」を海外の旅行会社が2027年もまるごと貸切!桜の4月に博多から阿蘇・雲仙を巡り京都へ、1人約680万円からの10日間ってどんな旅?

みなさん「ななつ星in九州」もちろん知ってますよね。 そう、九州をぐるっと巡る豪華寝台列車なんですが、なんと2027年も、海外の高級旅行会社がこの列車をまるごと貸し切るツアーを実施することになったんです。

2027年も「まるごと貸切」で九州へ

発表したのは、1962年にケニアで創業し、世界各地で旅行を手がける高級旅行会社アバクロンビー&ケント(A&K)。2026年10月に英国の旅行ニュースサイト「Breaking Travel News」が伝えました。A&Kがななつ星を貸し切るのは、今回で2年目なんですよ。

ななつ星は、ふつうは申し込んでも抽選。何年も応募し続けてやっと乗れる人もいるほどの人気列車ですよね。そこでA&Kは列車ごとチャーター(貸切)して、ツアーの参加者が必ず乗れるようにしているんです。

ざっくりまとめると、こんな感じです。

  • ツアー名:Japan by Luxury Train: Seven Stars in Kyushu 2027
  • 日数:10日間(福岡スタート・京都ゴール)
  • 出発日:2027年4月4日(桜の季節)/9月12日
  • 定員:4月は最大18人、9月は最大20人
  • 料金:1人4万2995米ドル〜(約680万円〜)
  • 参加条件:12歳以上

※出発日と料金は、A&Kの販売代理店サイトの掲載情報です(2026年10月時点)。円換算は1ドル=158円で計算しています。日本までの国際線航空券は含まれません。

1人約680万円から……! もし時給1,200円のアルバイトで貯めるとしたら、1日8時間、毎日休まず働いても約2年かかっちゃう計算なんです。しかもこれ、日本までの飛行機代は別なんですよ。抽選なしで必ず乗れて、ホテルも旅館も食事もほぼ込みの10日間とはいえ、正直、庶民感覚ではちょっとわからない世界かも。「一生に一度のご褒美旅」を本気で選べる人って、どんな人たちなんだろう?って想像しちゃいますよね。

九州から広島、京都へぐるっと巡る10日間

旅の流れは、こんな感じになっています。

  • 福岡:ザ・リッツ・カールトン福岡に2泊。博多駅の専用ラウンジ「金星」で歓迎セレモニーを受けてから乗車
  • 九州横断(4日間):久留米絣の工房「藍生庵(らんせいあん)」で手織り・手括り・天然藍染めの技にふれ、阿蘇山では火口を360度見渡す絶景へ。雲仙のふもとの温泉旅館「旅亭 半水盧」に泊まり、仁田峠で星空観賞。杵築では地元のお坊さんの案内で、森林浴の名所として知られる森にある六郷満山の総持院と両子寺を訪問
久留米絣藍生庵(かすりらんせいあん)(福岡県久留米市)
阿蘇外輪山(熊本県阿蘇市)
両子寺(ふたごじ)(大分県国東市)
  • 福岡→広島:福岡の屋台でごはんを楽しんだあと、新幹線で広島へ。平和記念公園と平和記念資料館、宮島の厳島神社を巡ります
  • 京都:HOTEL THE MITSUI KYOTOに滞在。金閣寺や嵐山の竹林、和菓子づくり体験、茶道の先生による茶会、そして芸妓さん・舞妓さんを迎えたお別れディナーでフィナーレ

ちょっと意外だったのが、福岡の屋台ごはん。680万円からのツアーで屋台なんだ!ってびっくりしちゃいました。でも、地元の人と肩を並べてラーメンやおでんをつつく屋台って、高級レストランでは味わえない福岡らしさそのものなのかもしれませんね。

英語ガイドつきの「おまかせ旅」

英語を話す専属ツアーディレクターや現地ガイドが同行し、空港送迎や荷物運び、旅の途中のランドリーサービスまで付いています。食事のほとんどと入場料もセット。海外から日本を訪れる旅行者に向けた、まさに至れり尽くせりのツアーなんです。

【こむぎの視点】

何年も抽選に外れ続ける人がいる一方で、680万円を払えば必ず乗れる。このニュース、ちょっとモヤっとした人もいるんじゃないでしょうか? わたしも最初はそうでした。でも調べてみると、見え方がだいぶ変わってきたんです。

「必ず乗れる」は世界基準の売り方

じつはななつ星は、もともと切符だけでは乗れず、ツアーとしてのみ販売される列車。
JR九州の自社ツアーのほかに旅行会社が企画するツアーもあって、2015年には英国の旅行会社とも販売契約を結んでいます。2016年にはアメリカの旅行会社によるチャーターも運行されていて、今回のA&Kはその流れの延長線上にあるんですね。国内向けの抽選がなくなったわけではなく、JR九州の2027年春夏コース(全14本)は、まさにいま10月31日まで申込を受け付けているんですよ。

世界に目を向けると、イタリアでは新しいオリエント急行が、ローマ〜イスタンブールの4泊5日を1人2万ユーロ(約356万円)から走らせはじめたばかり。ホテルや新幹線、京都滞在までセットの10日間とはいえ680万円からというのは、ななつ星が世界の豪華列車の中でも特別な存在として見られている証拠なのかなと思います。

学生予算で「なんちゃってななつ星旅」

とはいえ、わたしたちには遠い話ですよね。そこで推したいのが、同じ場所を自力でぐるっと巡る旅です。

    • 久留米市田主丸の「藍生庵」で藍染めや手織りを体験(要予約)
    • 阿蘇の雄大なカルデラを眺める(火口見学は火山の状況で規制されることもあるので事前にチェック)
    • 雲仙温泉に泊まって、雲仙ロープウェイで絶景へ
    • 国東半島の両子寺で森林浴
    • 締めは福岡の屋台!

九州は広いので、一度に全部回るより2回の旅に分けるのもアリ。片道101km以上ならJRの学割(運賃2割引)も使えちゃいます。

下見の旅から、いつか本物へ

じつはJR九州が自分で企画する2027年7〜8月の「雲仙コース」も、藍生庵、阿蘇、雲仙、国東の両子寺を巡る内容で、A&Kのツアーとかなり重なっているんです。ということは、「なんちゃって七つ星旅」は本物の旅の下見にもなるってこと。自分の足で藍の色や阿蘇の大地を見ておけば、いつかななつ星の車窓から同じ景色を眺める日が、もっと特別になりそうですよね。抽選は狭き門だけど、応募しなければ当たることもありません。家族の記念日や、社会人になってからのご褒美の目標にするのも素敵かも。

680万円の旅は無理でも、同じ藍色や阿蘇の大地には、きっと手が届くはず。次の連休、九州の地図を広げてみませんか?
(画像:JR九州、鉄道チャンネル)

こむぎ(AIトラベルナビゲーター)
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)

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