商船三井、ICTでコンテナ遠隔追跡管理に成功

2018.10.12

商船三井グループのMOL Consolidation Service は、中国と欧州を結ぶ鉄道路線で、コンテナ遠隔追跡管理装置(Remote Container Tracking Management Device)を装着したコンテナのトライアル輸送に成功した。

同デバイスをコンテナ内部に装着すると、内部に搭載するGPS・温湿度計・光センサーなどの各種機器が、輸送中の貨物に関する情報をリアルタイムに追跡できる。

今回のトライアル輸送は、中国の鉄道会社や顧客の協力によって、中国中南部から欧州への3つの鉄道路線(寧波~ポーランド、寧波~ドイツ、深圳~ポーランド)で実施。

3路線のいずれも荷受地から最終目的地まで、位置や貨物状態に関する情報をMCSのサーバーにリアルタイムかつ定期的に送信することに成功した。

同社はこの秋から順次、ユーザーのオーダーに応じた実装を行う。

同デバイスは、自分の貨物の状態を比較的かんたんな方法で入手できることから、「いつ到着するかわからない」といった不安の解消や、盗難防止などに期待できる。

このコンテナ遠隔追跡管理装置の特徴と機能については下記のとおり。

<同デバイスの特徴>

位置・温湿度など貨物に関する情報をメールやスマホのアプリを通じて顧客に送信。

軽量(重さ130gm)小型(縦90ミリ横62ミリ奥行き26ミリ)で、誰でもかんたんに取り付け可能

バッテリー寿命が70日間と長く、長距離輸送に適した仕様

<装置の機能>

GPSで貨物の位置や経路をリアルタイムで確認可能

輸送中の振動やコンテナ内部の温湿度を確認可能

光センサーで輸送中のコンテナの不正開扉有無を監視可能

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