これは鉄道現場で働く人たちも、鉄道チャンネルも、「採り入れたい」と思わせるアイテムかも―――。

東京・八王子にキャンパスを構える東京工科大学は、AIによる会話データの解析技術などを応用した研究成果を、CEATEC JAPAN 2018(10月16~19日 幕張メッセ)で公開する。

今回の研究事例は、同大学と企業・団体との協働研究による「ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト」のひとつで、ブログやチャットなど大規模な文章や会話データのAI解析技術を応用した事例(2例)。近々実用化。

ブログポータルサイト「にほんブログ村」のカテゴリの自動分類とタグ付けAI

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ムラウチドットコム(東京都八王子市)が運営するブログポータルサイト「にほんブログ村」のブログ記事を分析し、どのカテゴリの記事に属するかを自動分類。

2018年内に実用化予定。

音声入力を整形・報告書化する業務支援AI

音声入力されたデータから必要な部分を抜粋・要約し、定型の報告書に整形する仕組みを、同社の業務支援AIソフト「SPALO(スパロ)」にて2019年に実用化予定。

ビズオーシャン(東京都中央区)と共同開発。

―――たとえば鉄道現場でも、日報や週次レポートなどを作成する場合がある。これを音声入力で遠隔で処理できれば、これまでオフィスやデスクで作成していた時間をほかの作業時間にまわせる。

もうひとつの事例は、カテゴリ分けも自動化してくれることで、WEBメディアなどの担当者は、作業効率があがるんじゃないかと。

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