横屋駅を出て長良川の支流犀川を渡ります。

十九条駅。1956年(昭和31年)開業。

美江寺駅。駅の手前にあった踏切が旧中山道で55番目の宿場「美江寺宿」が近くにありました。旧国鉄時代は島式ホーム1面2線だったので駅前広場が広くなっています。

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北方真桑駅。島式ホーム1面2線。1956年()

ホームの手前右側に駅舎があります。左側の側線は草に埋もれて見えません。正面に山が見えています。樽見鉄道は織部駅までは平坦な田園地帯を走りますが、織部駅から山間部にある根尾川の渓谷を縫って走ります。あの山の間に分け入って行くことになります。

駅名標。旧国鉄の樽見線開業時代は本巣北方という駅名でした。1984年(昭和59年)第三セクターの樽見鉄道に転換時に北方真桑に改称されています。

列車交換でしばらく停車です。

駅舎の正面。

列車交換、元三木鉄道ミキ300ー105を2008年(平成20年)に購入したハイモ295-610形 (617)、2014年(平成26年)までは三木鉄道時代の塗装で運行されていたが現在はCCNetのラッピング。樽見鉄道の車両では唯一セミクロスシート。

モレラ岐阜駅。2006年(平成18年)に開店した大型商業施設モレラ岐阜の最寄駅として同じ年に開業した新しい駅です。

駅名標の左後方に「MALera岐阜」の施設が見えるはずなのですが。

糸貫駅。1956年(昭和31年)開業。

駅名標。何とも愛らしい駅名です。

山が近づいて来ました。本巣駅です。

車両基地と樽見鉄道本社があります。手前右側が駅舎。1956年(昭和31年)に美濃本巣駅として開業、第三セクターの樽見鉄道移管時に本巣駅に改称されています。

列車交換です。樽見鉄道では最も新しいハイモ330ー700形(702)は2015年(平成27年)に先代の「モレラ岐阜」ラッピングハイモ230ー314に替わって「新モレラ号」として運行されています。

駅名標の後に「新モレラ号」が写っています。

少しずつ山に近づいて行きます。【私鉄に乗ろう 09】樽見鉄道 その3 織部駅〜高科駅 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)