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日立製クラス800に英国女王が乗車、愛称名に「Queen Elizabeth II」

2017.06.14

イギリス、グレート・ウェスタン・レイルウェイ(GWR:Great Western Railway)に、日立製作所のクラス800 Super Express が走る――。この秋、営業運転に就くGWRのクラス800。6月13日には、セレモニーが行われ、エリザベス2世英国女王(Elizabeth Alexandra Mary)が約20分間乗車。ロンドンへ向かいました。

この日、エリザベス女王が乗った車両の先頭車両運転室窓下は、「Queen Elizabeth II」という文字が添えられていました。もともと、この位置には「Isambard Kingdom Brunel」(グレート・ウェスタン鉄道の施設や車両を設計した技術者)や、「Sir Daniel Gooch」(グレート・ウェスタン鉄道の初代技師長)など、GWRにゆかりのある人の名が添えられています。

エリザベス女王は、1842年に、スローからパディントンまで旅し、その日の運転を務めたのがダニエル・グーチ(Daniel Gooch)で、アシスト役を努めたのがイザムバード・キングダム・ブルネル(Isambard Kingdom Brunel)だったのです。

日立は2012年、英国都市間高速鉄道計画(IEP:Intercity Express Programme)に正式契約。2015年4月時点では「追加受注を含めて合計866両におよぶ車両の製造、27年半にわたる保守事業を一括受注する」と伝えていました。

また、日立レールヨーロッパは、ニュートン・エイクリフに鉄道車両工場を2015年に開設。昨年末にクラス800 Super Express が初めてこの工場から登場しました。

2017年3月5日、日立製作所笠戸事業所から市内の港まで陸送されるシーンを自治体などと組んで一般公開されたのは、記憶に新しいでしょう。この車両たちは、徳山下松港下松第2埠から船に積み込まれ、シンガポール海峡やスエズ運河を抜け、2か月近くかけて英国に到着しました。


左は日立製作所 執行役常務 鉄道ビジネスユニット 正井健太郎COO

非電化区間をパンタグラフをたたんで走るクラス800

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