阪急交通社(大阪市北区梅田)は、2017年夏休み(7月15日~8月31日)の海外・国内旅行の予約状況(6/5付)を発表。海外旅行はスイス・北欧が好調で前年同時期比138%。国内旅行は九州・沖縄が人気で前年同時期比110%と伝えています。

前年を大きく上回る海外旅行

前年同時期比138%、出発日のピークは、上位から8月13日、8月11日、7月29日といわれる海外旅行。同社は、「欧州は復調傾向にあり、GWに引き続き、前年を大きく上回った。特にスイスや北欧が人気で、北欧の予約人数は、前年比150%となりました。当該期間に欧州行き航空機チャーターを実施することも奏功。近場のアジアやハワイも好調で、特に台湾は約2倍で推移」と報告。

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また、人気コースの一例として、「東京発 アルプス3大名峰と氷河特急 薔薇香る街ラッパーズヴィルを訪れる気軽にスイス7日間(20万円)などをあげていました。

国内旅行も好調に推移

前年同時期比110%、出発日のピークは、上位から8月6日、7月23日、7月30日といわれる国内旅行。同社は「九州方面は、屋久島をはじめ世界遺産登録を待つ長崎エリアと、ハウステンボスのほか、フリープランの個人旅行が人気で、震災の反動も重なり、予約数を大きく伸ばした。沖縄では、ファミリー向けの本島や離島コース、北海道や信州方面では、暑い夏の時期に涼しいリゾート地で暮すように過ごす「長期滞在の旅」が拡大。また、北陸新幹線利用も3年目をむかえ、北陸方面も堅調に推移」と伝えています。

国内旅行で人気コースの一例として、同社は「大阪発 往路フェリー・復路新幹線/基本プラン 新ハウステンボスと九州10のわくわく大冒険 3日間」(2万9980円 ~ 4万4980円)といった、フェリーと新幹線を組み合わせたプランをあげていました。