8000形から3000形へ

2015年(平成27年)10月4日の運行開始から使用してきた8000形車両が製造から29年を経過したことから3000形に車両の代替が実施されます。西鉄3000形電車は2007年(平成19年)に登場した西鉄初のステンレス車両で同年、鉄道友の会ローレル賞を受賞しています。

デザインのテーマは『柳川の四季』 外装に漆黒が新たに使われます

柳川は城下町、武家文化が息づいています。武家文化を象徴する色として「漆黒」が新たに使われています。漆を塗った漆器の深く艶のある黒色です。3000形「水都」車内には無料公衆無線LANサービス「Nishitetsu Train Free Wi-Fi」が導入され増加する訪日外国人旅行者や柳川を訪れる方への利便性向上が図られています。






旧藩主立花家史料館から寄贈された文化財のレプリカが車内に設置されます

2号車にはディスプレイキャビネットが設置され、柳川の物産品が展示されます。

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また、新たに立花家史料館から寄贈された藩主立花家伝来品をイメージさせる文化財レプリカも展示されます。

運行ダイヤその他は8000形時代と変わりません

毎日運行され、特別な追加料金は不要です。西日本鉄道の発表によれば3000形のリニューアルその他にかかった費用は3、300万円とのことです。

柳川観光列車「水都」引継式が挙行されます

7月22日(土)10:25から西鉄天神大牟田線福岡(天神)駅2・3番ホームで旧8000形「水都」から3000形「水都」へのレバーシングルハンド継承式が行われます。その後、新たに3000形「水都」が柳川に出発します。8000形「水都」は回送運行になります。

新たな記念乗車カードも登場します。


※画像は西日本鉄道リリースより