【私鉄に乗ろう 14】えちぜん鉄道 三国芦原線〜勝山永平寺線 その2

2017.07.04

さて元京福電鉄、2003年以降は第三セクターのえちぜん鉄道芦原三国線、終点の三国港を出発して福井口に向かいます。福井側にホームに面した住宅があって不思議なので運転士さんに「個人の住宅ですか?」と尋ねたところ、えちぜん鉄道の建物とのことでした。

芦原湯の町駅名標。正に芦原温泉街の南端に接しています。JR北陸本線にも芦原温泉駅がありますが、JRの場合は温泉街と5km程離れています。

西長田ゆりの里駅。2面3線の駅です。写真を撮った時(2017年1月)時点では「西長田駅」でしたが2017年3月に「西長田ゆりの里駅」に改称されました。1931年(昭和6年)丸岡鉄道(後の京福電鉄丸岡線)がこの駅から上新庄駅(後の丸岡駅)まで開業しましたが、1968年(昭和43年)に廃止されています。

鷲塚針原駅、左側の低床車両用ホームと一般用のホーム、高さの違いがハッキリ分かります。列車交換です。

後方展望です。微かに遠くの電車が見えています。左に見えている小さな駅は臨時駅の「仁愛グランド前駅」です。年に1度の体育祭などの際に仁愛女子高校の生徒たちが利用するだけの臨時駅です。

中角駅。1990年(平成2年)三国芦原線新九頭竜川橋梁が完成し橋梁切り替えと同時に駅も西側に移転しました。福井鉄道乗り入れ用低床ホームが設置されていないため、福井鉄道の直通列車は全て通過します。

九頭竜川を渡った右手に見える教会の様な建築は結婚式場です。外が暗いのでソニーのコンデジが映り込んでしまいました。

福井口駅までやってきました。後方展望です。左側の奥が三国港駅、右側は勝山永平寺線の勝山方面です。

三国港方面にはえちぜん鉄道の車両基地があります。回送表示を出した新型低床車両、福井鉄道に乗り入れるためのL形(ki-bo)が入線してきました。福井鉄道の新型低床車両F1000形と基本仕様は共通です。

2車体連接構造の車両です。えちぜん鉄道には2編成が導入されました。国と福井県が導入費用6億円(2編成分)を負担しました。

勝山方面からは、福井駅行が入ってきました。

普通のホームに低床車両が入ると何とも奇妙です。左は福井駅行。

この違和感、分かっていただけますか?

L形は回送表示のまま駅を出て行きました。

福井駅から三国港駅、そして福井口駅まで列車を運行させた運転士さんはここで交代。挨拶をしたら、駅近くにえちぜん鉄道本社があることを教えてくれました。福井口駅はJR北陸本線の高架下にあります。ホームは左手にあります。

福井駅方面から勝山行が来ました。これに乗って勝山に向かいます。

勝山に進行。越前開発(えちぜんかいほつ)駅名標。開発を「かいほつ」と読んでいます。

この日は冬休み最後の週末、勝山にある福井県立恐竜博物館に行く親子連れで列車は混んでいました。子どもたちが運転席後ろに張り付いていたのでしばらく後方展望を撮っています。

越前開発駅、島式1面2線ですが、実際に使われているのは1面1線です。狭いホーム上には何もありません。左手に駅舎があります。

永平寺口駅。1914年(大正3年)に京都電燈越前電気鉄道の駅として開業した時は「永平寺駅」でした。その後「永平寺門前駅」まで鉄道が延伸して「永平寺口駅」に改称されました。1944年(昭和19年)京福電鉄に合併され「東古市駅」に改称されましたが、2003年(平成15年)えちぜん鉄道に事業譲渡されて「永平寺口駅」に戻されました。2014年(平成26年)に旧駅舎と反対側に新駅舎が完成しました。残念ながら写真には写っていません。1番線に面して旧駅舎があります。現在は地域交流館になっています。

終点勝山駅まではまだ少しあります。【私鉄に乗ろう 14】えちぜん鉄道 勝山永平寺線 その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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