JR東日本の両毛線や吾妻線などで活躍していた107系。同社高崎支社が「9月で定期運用から外す」と発表してから1か月が経った8月29日、「JR東日本の107系が上信電鉄へ有償譲渡される」と地元紙・上毛新聞などが報じました。

鉄道チャンネルニュースが上信電鉄に問い合わせたところ、今回、JR東日本高崎支社から有償で譲受するのは、107系2両編成6本、合計12両。順次、JR東日本から上信電鉄へ搬入され、機器整備や試運転を経て「2018年度以降の営業運転を予定している」という。

上信電鉄では、1964年に導入された200形をはじめ、もと西武車の150形・500形、新潟鐵工所(現 新潟トランシス)製の自社発注モデル5000形・6000形、最新型7000形などが走っています。いずれも2両編成で、今回の107系も2両を基本として組む形式。

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JR高崎駅ホームにいつもいた107系が、いったん姿を消しますが、来年には上信電鉄線側のホームで再び元気な姿を見せてくれるはず。