ちょ、ピントもあわないぐらい寄りすぎでしょこの写真。ってか画像からはみ出てるから―――。

「はみ出るぐらいが、いいーーんです!」
「くーうううう!」

川平慈英がそう唸るぐらい、はみ出たすた丼が、登場。

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その名も『ダイナミックすたみなトンテキ丼』。

880円。11月1日から、「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」で2か月間限定販売。

肉は「iPhone8の画面と同サイズ」って、んなバカな!

このビジュアル、もうおかしい。アウト。

肉が、どんぶりからゲットアウト、スピンアウト、ドロップアウト、カミングアウト。

すた丼のキーメッセージは、「腹八分で生きるな、はみ出していけ!」。

そのことば通り、大盛りめしのうえにドローンと載る5枚の肉は、つやつやで味濃いめの豚肩ロース。

その大きさが驚愕。「iPhone8の画面と同サイズ」だって!

故 スティーブ・ジョブズも、iPhone がまさか、ニッポンで肉の大きさに例えられるとは、思わなかっただろうよ。

すた丼 史上初の「はみ出しグルメ」は妥協ゼロ

念のため、「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」を手がけるアントワークスの公式コメントを伝えておく。

「このダイナミックすたみなトンテキ丼は、炒めたもやしやニラを盛りつけた、茶碗約3杯分の大盛りご飯の上に、ワイルドな豚肩ロースを5枚盛り付けたダイナミックな丼」

「丼から大胆にはみ出した肉は、1枚約10cm、約30g、厚さ約3mm、iPhone8の画面とほぼ同じ大きさ。ひと口では食べきれないほどワイルドなサイズの豚肩ロースを使用」

「大きさだけでなく、程よいサシが入り、ジューシーで柔らかいため、口いっぱいに頬張って旨みを堪能できる」

「このボリュームで880円という価格に、コストパフォーマンスを体感するだけでなく、見た目のインパクトも大。思わず SNS にアップしたくなるビジュアルも特長」

既成の枠に押しつぶされるな! 押し返せ!

すた丼が、創業以来初めて「はみ出しグルメ」に進出した逸品、ダイナミックすたみなトンテキ丼。

その食べごたえは、「はみ出してるからカロリーゼロ」ではなく、「はみ出し加減も妥協ゼロ」だった。

世の中、そうかんたんに、はみ出ることなんてできない。せめて880円で、「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」で、思いっきりはみ出てもいいじゃん。