東武 静態保存SL復元に挑戦

2018.11.08

2017年からSL大樹を運行する東武が静態保存機復元

東武鉄道では、日本鉄道保存協会が静態保存していたC11形蒸気機関車の、動態保存を目的とした復元に着手します。蒸気機関車を動態保存用として復元するのは大手私鉄として初めてです。

復元予定機
1947(昭和22)年に江若鉄道(滋賀県)の発注により日本車輌製造で製造されました。江若鉄道で客 車を牽引したのち、1957(昭和32)年から雄別炭礦鉄道(北海道)、1970(昭和45)年からは釧路開発埠頭(北海道)において貨物列車を牽引して活躍しました。1975(昭和50)年廃車後、静態保存されていました。

復元予定は、2020年冬。復元作業は南栗橋SL検修庫で実施されます。

【参考】東武SL復活運転プロジェクト(SL事業)
「鉄道産業文化遺産の保存 と活用」という観点から、SL復活運転という鉄道会社ならではの事業に挑戦することにで、日光・鬼怒川エリアの観光活力創出による地域活性化、ひいては東北復興支援の一助になることを目的として、約半世紀ぶりに東武鉄道にSLが復活。「大樹(たいじゅ)」と名付けられました。

鉄道産業文化遺産の保存と活用に賛同した全国の鉄道会社からの支援と協力で、 各車両を貸与・譲渡され、JR西日本からは、かつて国鉄で使用していた転車台が譲渡されました。さらに、SLを従来から運行し、知識・技能ともに豊富な鉄道各社からSL検修員・乗務員の養成にも協力がありました。

JR各社がSL保存機を復元して動態保存運転を行っていますが、復元には億単位のコストがかかっている様です。大井川鐵道で真っ先に動態保存運転を始めた白井昭氏が当初から心配したことが蒸気機関車の心臓部ボイラーの補修・新製でした。幸か不幸か億単位のお金をかければ新造できる様です。東武の努力が実ることを祈ります。

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