JR西日本の221系や223系、225系、播但線用103系などが所属する、網干総合車両所(近ホシ)。この巨大な車両基地が11月3日、一般公開される。

現場は兵庫県揖保郡太子町。テーマは「ふれあいフェア2017 安全で環境にやさしい鉄道」で、車両のメインテナンス作業や車両洗浄を車内から見学できたり、大型天井クレーンによる車体のつり上げ実演、ミニSL・ミニ新幹線の乗車会などのほか、JR発足30周年にちなみ発足以降の歴代新快速車両(117系、221系、223系、225系)や展望車「マイテ49」、建築限界測定用試験車「オヤ31」、DD51型ディーゼル機関車などが展示される。入場は無料。

歴代新快速車両ズラリ、マイテ49やオヤ31も展示

今回の網干総合車両所(近ホシ)一般公開で展開されるおもなプログラムは次のとおり。

車両基地の見学
・車体移動:大型天井クレーンによる車両のつり上げ下げ
・台車検査:車輪の削正、台車との綱引き、台車反転装置の実演
・車体検修作業場:207系リニューアル工事中車両の展示

車両の展示
・JR歴代新快速車両(117系、221系、223系、225系)
・展望客車「マイテ49」、建築限界測定用試験車「オヤ31」
・DD51型ディーゼル機関車

「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」紹介
・模型の展示、車内展示品の紹介、車内備品などの展示など

車両洗浄体験
・乗車された車両が洗浄される様子を車内から体験

その他
・「ミニSL」「ミニ新幹線」の乗車会
・列車運転シミュレーション体験
・プラレールの運転および鉄道模型(Nゲージ)の展示
・運転台体験・車掌体験
・鉄道グッズなどの販売、地域自治会特産品の販売

オープニング式典も実施

当日は、網干総合車両所西門付近で9時45分から午前10時まで、オープニングセレモニーも実施。主催者あいさつ、来賓あいさつ、テープカットなどが行われる。

出席者は、JR西日本近畿統括本部網干総合車両所羽田克幸所長、太子町教育長寺田寛文氏、石海地区自治会長土井弘氏、鉄道OB会支部長楠本千年氏、太子町立石海小学校代表児童2名など。