日本の大動脈、東海道新幹線。その車両や座席をめぐる話は、三者三様―――。

東海道新幹線「のぞみ」の主力車両 N700系 は、普通車の場合、海側から A・B・C(通路)D・E と配置されている。この座席位置をめぐる話題も尽きない。

鉄道チャンネルニュースでは、この新幹線の着席位置について聞き取り、短期集中連載。N700系の座席配置については、JR東海公式「座席配置・車内設備(N700系)」でチェックするとし、それぞれの「選び方」「こだわり」を聞いてみる。

鉄道チャンネルニュース 近藤智美MCは「2モードあり」

ADVERTISEMENT

「新幹線の座席選びは、微妙なんですど……その時の自分のモードによります。

仕事モード(メール整理や記事作成など)の場合、A席かE席の窓側にこもります。PCやスマートフォンの電池も減るのでコンセントが要る。B席が空いている確率が高いので、集中したい時はA席ですね。

電話対応が重なる場合などは通路側。5号車18番あたり。

オフモードの場合は、A席かな。客室出入口ドア付近は避けます。キャリーケースを持っているときはいちばん後ろの席も選択肢に。景色とか、日焼けとかを気にすることはないです(笑)。

号車でいうと、だいたい5・6号車が好みです。新幹線は、仕事場ととらえる派なので、つねにスマートフォンと対峙しています。電車のなかってなぜか集中できるんですよね」

(近藤智美)

―――新幹線の座席選びも十人十色。次回は鉄道チャンネルプロデューサー(中年男性)の「オレ流」を聞く。