西日本鉄道は、ベトナム・ハイフォン市で住宅開発に着手する。Vietnam Singapore Industrial Park and Township Development JOINT STOCK COMPANY との共同事業。

西鉄が今回、海外事業として手がける地は、ベトナム北部最大の港湾都市、ハイフォン市。人口約200万人、日系企業の進出も多く、堅調な経済成長と人口増加が続く地で、高い住宅需要が見込まれる地域という。

今回のプロジェクトは、出資比率が、西鉄70%、VSIP JSC30%で、同社初のマジョリティ出資に。

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「これまで、日本やホーチミン市での住宅開発プロジェクトで得た知識と経験を活かし、VSIP JSCが開発をすすめる約1600ヘクタールの大規模工業団地「VSIP ハイフォン」内の一角(約9.5ヘクタール)で、分譲タウンハウス(連棟式住宅)458戸と戸建住宅61戸の開発を主導していく」(西鉄)

西鉄はこれまで、現地のデベロッパーや日系企業とともに、ベトナム・ホーチミン市で、4件の住宅開発プロジェクト、インドネシアでジャカルタ近郊の戸建住宅・商業施設開発プロジェクトに参画してきた。

同社は今後、経済成長続くベトナムや近隣ASEAN諸国を中心に、さらに開発を推進させ、事業基盤拡大をめざす構え。