【私鉄に乗ろう 25】関東鉄道常総線 その2
突然モダーンな守谷駅に吃驚します
トップ画像は別の日に守谷から取手行に乗った時に撮ったものです。2200形2203号車で、5000形と同じ塗装になっています。
常総線の上をつくばエクスプレスが横切っていて橋上に双方の駅舎があります。2005年(平成17年)つくばエクスプレス開業の年から新たに使われている駅舎です。島式ホーム2面4線。
ちょうど取手行が出てきました。こちらは2200形2204号車ですがオリジナル塗装です。※2016年11月撮影
これは守谷駅ホームで停車中の5000形5001号車。これに乗って取手から下館に向かっています。
別の日に撮ったホーム、トップ画像の車両が入線する前です。関東鉄道常総線のホームにエスカレーターがあるのはここだけです。ローカル線然とした他の駅と雰囲気が違い過ぎ。(笑)
こちらも別の日に撮った常総線守谷駅改札。
次の新守谷駅も立派です。単式ホームと島式ホームの2面3線。橋上に駅舎があります。1982年(昭和57年)当時の住宅・都市整備機構が線路の西側に住宅開発を行ったのに合わせて開業した新しい駅です。1983年(昭和58年)に南守谷からこの駅まで複線化されました。翌1984年(昭和59年)には水海道まで複線化されています。2004年(平成16年)まで駅舎内に守谷市の図書館がありました。2004年までは1日の平均乗降客数が約4300人でしたが、つくばエクスプレス開業によって守谷駅に行くバス便が整備され乗降客が半減してしまいました。
新守谷を出て2200形とすれ違います。トップ画像と同じく5000形と同じ塗装になった2202号車。
小絹駅。1913年(大正2年)開業。下り1番線ホーム奥に見える駅舎は1990年(平成2年)に改築されています。
上りホームの駅名標。左手に大きな桜の木があります。
水海道に向かう途中に水海道車両基地があります。走行中の電車から撮っているので写真が流れていますが、キハ300形らしき姿が写っています。旧国鉄気動車を譲り受けたものです。
こちらはリバイバル塗装されたキハ310形。旧国鉄キハ10系の譲渡車。今年、2017年5月の「乗り納め313・314満喫乗車会」後は運用を離脱しています。小絹〜水海道間が常総線では最も長い駅間で4.5kmあります。
水海道駅、ガンダムの脇息?かと思う様な仰々しい跨線橋に吃驚しますが、関東鉄道の施設では無い様です。単式ホームと島式ホームの2面3線です。
下館側に構内踏切があります。5000形5002号車が停まっています。今乗っているのが5001号車なのでお揃い。
せっかくなのでアップ。5002号車は尾灯が点灯している様ですが、もしかすると取手〜水海道でこの駅止まりかもしれません。線路の先は、水海道から単線に収斂しているのが分かります。
キハ2400形2405号車が下館からやってきました。キハ2300形を両運転台化したモデルです。
さて下館に向けて出発しました。
住宅地の中に唐突に駅がある、という感じで、北水海道駅。
1972年(昭和47年)に区画整理された敷地内に作られた駅です。先の方で国道354号線が線路を跨いでいます。
ようやくローカル線の雰囲気になってきました。下妻物語のエリアに入ってゆきます。(笑)次回【私鉄に乗ろう 25】関東鉄道常総線 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)