【哀愁鉄子の物語3】ビルの谷間に突如レールが!(飯田町駅跡)

2017.11.08

ぷらぷらと水道橋から飯田橋方面に向かって歩いていたら、
日本橋川を渡ったところに、ゆとりある敷地に大きなビル群。

きっとどこかの会社の工場跡か何かかなあ、どんどん再開発が進んでるんですねぇ、

なんて思っていたら、目の前にレールが出現!

50mほどでしょうか。まっすぐに伸びるレール。

そう、ここは甲武鉄道時代の起点駅・飯田町駅跡地なのでした。
旅客輸送をしていたときには、三角屋根の立派な駅舎もあったようです。

その後、貨物専用線となり、1987年の国鉄民営化でJR貨物が引き継いでいましたが、
貨物取扱量の減少により、99年に完全に駅業務停止となりました。

この一帯が、高層都市複合空間「I-GARDEN AIR(アイガーデンエア)」として生まれ変
わったのが2003年。
汐留貨物駅の再開発とほぼ同じ時期ですね。


I-GARDEN AIRの施設マップ。
現在地の印のあるあたりから延びるレールのモニュメント。
(白い二本の線、見えますか?)
竣工当時はJR貨物のオフィスも入居していたようですが、現在は移転しています。


お昼時は周辺のオフィスワーカーたちの憩いの場になっているテラス。
このレールは、実際に甲武鉄道時代のものを使っているという噂もありますが、
本当でしょうか。
鉄道ファンにとっては、鉄道ゆかりの地をこのような形で演出してくれるのは、
うれしい限りです。

ちなみに、水道橋駅も古レールを使用した駅舎で、私の大好きな駅の一つ。


立ち並ぶ白いレールの柱が空からの光で輝き、美しい!
根もとの方は、電車の煤でグラデーションになっているのが、また味わいがあります。
この駅の開業は明治39年。

こちらの古レールは、当時ドイツから輸入されたものだそうです。
たくさんの骨組みで頑丈そうなこの屋根、
どことなくヨーロッパの駅舎を彷彿とさせます。

aiko


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