新日鐵住金は、交通産機品事業部製鋼所で、車輪製造の圧延設備「ホイールミル」を全面的に更新し、2021年春ごろの稼働をめざす。

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新日鉄住金は、国内唯一の鉄道用車輪製造業者。

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ホイールミルは、鉄道用車輪を製造するうえで、熱間で車輪の形状を造り込む工程を担う重要な設備。

同社は今回、世界最新鋭ホイールミルを導入し、独自の回転鍛造技術と組み合わせ、圧延精度と品質レベルの向上を図る。

この更新で、さらに高品質で付加価値の高い車輪を安定供給できる製造基盤を強化。

さらに、欧州規格への対応力も強化し、グローバル化も加速させる。投資額は約24億円。