これから東頸城丘陵・魚沼丘陵です

東頸城丘陵・魚沼丘陵を横断する北越急行ほくほく線(59、468m)には14ものトンネルがあります。トンネルの長さを合計するとほくほく線の路線長の67.8%に相当する40、342mにもなります。つまりほくほく線の7割近くはトンネルの中を走るのです。

くびき駅です。

所在地名の頸城をひらがな読みにしています。

くびき駅を出ると最初の中島トンネル(250.0m)が見えます。

速度表示は120km/h!

1つ目のトンネルを抜けると開床式高架橋で次の駅が見えてきます。

大池いこいの森駅です。単式ホーム。駅の周囲に人家はありません。

駅の先には2つ目の第2飯室トンネル(272.5m)が見えています。

駅名標。

3つ目の第1飯室トンネル(3287m)を抜けました。

うらがわら駅です。

待っているお客さんがいます。

駅名標。駅名は所在地名浦川原のひらがな読みです。

うらがわら駅を出ると有島トンネル(697.5m)に入ります。

トンネルを出ると虫川大杉駅に着きます。相対式ホーム2面2線。

1線スルー方式で上下とも1番線ホームが使われます。かつては特急「はくたか」の臨時停車もあったため9両編成に対応した長さがあります。ふだん使われない2番線は2両編成にしか対応していないので短いです。駅の向こうは急勾配を上がって行きます。

駅前広場にタイヤの跡があります。

ホーム。駅名は、近くの白山神社境内の国指定天然記念物「虫川の大杉」に因んでいます。

さあ、ここからが本格的な丘陵地帯になります。【私鉄に乗ろう 33】北越急行ほくほく線 その3 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)