やさしくて力持ち JR九州の次世代車両

2018.01.28

開発コンセプトは「やさしくて力持ちの鉄道車両」

新しく開発されている車両は2種類。

①821系近郊型交流電車 JR九州で一番の省エネ車両 ※トップ画像参照
3両 x 2編成の計6両が計画されています。平成30年2月末に搬入されて走行試験などが実施されます。開発コンセプトに合わせれば

○やさしくて 
→ 最新技術フルSiC搭載 消費電力量を415系電車に比べ70%も低減
→ 車イスやベビーカーのためのスペースを1編成あたり2箇所設置

○力持ち 
→ 主変換装置(C!)補助電源装置(SIV)の冗長性(緊急時 瞬時に予備装置に切替って運行システムに支障が生じない)による安定輸送

②YC1系蓄電池搭載型ディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)

2両 x 1編成の2両が計画されています。平成30年6月に搬入予定。

○やさしくて
→ JR九州初の蓄電池のエネルギーを有効活用した省エネ型
→ 最新技術のディーゼルエレクトリック車両で燃料消費量をキハ66・67系気動車に比べ約20%低減

→ 出入り口の段差をなくし、バリアフリーの充実
→ 出入り口は片側3扉の両開きとし、スムーズな乗降が可能

→ ブレーキ時に発生する回生電力を蓄電池に充電させエネルギーの有効活用
→ エンジン駆動からエンジン発電式モーター駆動に置換えることで、二酸化炭素等の排出量や騒音を低減

○力持ち
→ 蓄電池のアシストによる効率的な走行性能の実現
→ 気動車に使用していた回転機器等の機械部品減少かつ、電車部品の活用による気動車特有の不具合を低減

基本仕様

共通の特長

○やさしくて
→ 一人あたりの腰掛座面幅を拡大
→ 出入り口に足元のホームを照らす照明の設置
→ 室内にダウンライトタイプのLED照明の採用
→ スマートドアの採用
→ 4ヶ国語対応の案内表示器の設置 マルチサポートビジョン(車内)、行先案内表示器(車外)

○力持ち
→ 台車個別制御ブレーキシステムの採用
→ 車両・地上設備の状態を把握する状態監視システムの搭載
→ 空調装置やブレーキ装置等の機器の共通化によるコストの低減

気は優しくて力持ちは、桃から生まれた桃太郎。新しく登場するJR九州の新型車両、愛称は「桃太郎」かな? あ、JR貨物のEF210形電気機関車が「ECO-POWER 桃太郎」でした!


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