外環道と武蔵野線、東関道から見えた躍動
東関東道を都心方面へ。クルマから見えるのは、海側を並走する京葉線と、外環道のダイナミズム―――。
京葉線経由の房総特急は、高速バスやマイカーの波で、平日はさびしい感。それでも朝夕の通勤時間帯はビジネス利用で混雑する。
日曜日は、桜が一気に開花するほど穏やかで行楽日和。朝にすれ違った房総特急も、ぱっと見、乗車率8割ほど。
東京外環自動車道の千葉区間 三郷南IC~高谷JCT(15.5km)と、国道298号の国道6号~国道357号(11.4km)は、ことし6月2日の開通をめざし、仕上げの段階。
この外環道 千葉区間は、放射状に延びる鉄道を、上から、下から、越えていく。
最も海側、東関道・湾岸道と接続する高谷JCT(上画像)から、外環道と国道298号は北へと進路をとり、東京メトロ東西線の下を、都営地下鉄新宿線の上を、JR総武線の下を、北総線の上を越えていく。
JR常磐線との交差部は、高速道路の外環道がその上を、一般道の国道298号がその下を行く。
武蔵野線の内側をなぞる外環道。空中に連絡道の曲線がいくつも折り重なる高谷JCT。
開通すると、放射状に走る東関東道・常磐道・東北道・関越道が結ばれ、物流や空港連絡などの流れも変わる。
武蔵野線に目を向けると、ことし3月ダイヤ改正から、吉川美南発 東京行きが1本増発。船橋法典付近のピーク帯が14本に―――。