【鉄の一瞥 52】中央本線日野春駅の給水塔

2018.04.25

1904年(明治37年)開業

日野春駅は、甲府方面から中央本線の列車が七里岩と呼ばれる台地をのぼって行く途中にあるので、蒸気機関車時代にはこの駅で機関車に水を補給しました。それで今でも単式の3番線ホーム甲府側に駅開業時に作られた給水塔が残っています。

甲府方面から3番ホームに入る時の前面展望。

下部はレンガ、上部はコンクリートで作られています。容量は約26000リットル。隣の小さなタンクは鉄道員の生活用水の貯水槽。甲府駅から上諏訪駅までが電化された後、蒸気機関車が使われなくなって1966年(昭和41年)にその役目を終えています。

中央本線の甲府駅〜小淵沢駅間で待避線があるのは、この駅と竜王駅だけなので、各駅停車に乗っていると割りに頻繁に2番線に停車して特急列車に抜かれるのを待っていることがあります。その時に甲府寄りに喫煙所があるのでプラプラ歩いてゆくと眼の前に給水塔があります。つい写真を撮ってしまうのです。

実は、日野春、開業時から使われている古い木造駅舎もとても魅力的なのですが、それはまた別の機会に。

(写真・記事/住田至朗)

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