農業労働こそAIロボット置換の最優先事項では?

2019.01.13

神奈川県鎌倉市に本社を置き、自動野菜収穫ロボットの開発とRaaSモデルによる収穫サービスを提供するinaho株式会社は1月17日「イイ稲の日」に佐賀県鹿島市に初の拠点「鹿島オフィス」を開設します。

開設にあたり同日に鹿島市と進出協定を締結し、佐賀県と鹿島市の支援を受け、契約農家とのパートナーシップにより自動収穫ロボットの開発と自動収穫サービスを加速します。

全国展開に先駆け、全国有数のきゅうり、アスパラガスの生産地である佐賀県へ進出。先進的な技術導入で高品質多収を実現し、大日本農会「第100回農事功績者表彰」で緑白綬有功章を受章した佐賀県武雄市のキュウリ農家 山口 仁司さんらと連携しながら、ロボットを活用した野菜自動収穫サービスを提供します。

山口さんは反収40トンを超える日本でも有数のキュウリ農家であり、佐賀県のトレーニングファームで若手農家に対する指導等も行っています。今後、日本でも屈指の農業技術と、収穫ロボットの技術を組み合わせることで、世界でも最先端の農作業体型を構築していく狙いです。

日本の農業人口の高齢化が喫緊の課題と指摘されてから既にかなりの時間が経過しています。農業労働は、人間にとって不自然な姿勢を長時間強いられる過酷な労働でもあります。植物という生き物と天候を相手にする農業には、細やかな経験からもたらされるノウハウが必要ですが、できれば不自然な姿勢での作業をロボットで代替し、人間にしかできない細やかな作業に集中できる時代が来ることで、新たな農業人口の拡大にも繋がることが期待できます。

記事の様な新しい試みが全国的に拡大して、理想的には国が主導する様な新しい農業のスタイルへと結実してゆくことが、これからの日本農業をしっかりとしたものにしてゆく礎になるのではないでしょうか。

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