ファミマ色の電車が走る、東武野田線。別の最強ネーミング「東武アーバンパークライン」。シリーズで伝える「東武野田線のリアル」。初回はまず、ファミマ色やアーバンな電車たちをみる。

<東武鉄道による野田線の公式情報はこちら>
<鉄道チャンネル「東武野田線のリアル」シリーズはこちら>

野田線の通勤型車両は現在、古い順に8000系、10000系、60000系が走っている。

ADVERTISEMENT

8000系は「東武鉄道の国鉄形103系」と表現されるぐらい、ビンテージモデル。でも東武ではあちこちの路線で元気で活躍中。正面左下につくジャンパ栓の束がゴッツくていい。

10000系は、東武鉄道でいう10030型。「昭和63年3月から登場した10000型をマイナーチェンジした車両です。前面をFRPで覆い、外板はビード成型を施しすっきりとした仕上げとしています」(東武鉄道)と。

60000系は、東武で実績のある日立製作所 A-train がベースの同線最新モデル。Wi-Fiも入る(アーバン!)。

3形式とも6両編成で、ほぼモーター車3両(M)+モーターなし車両3両(T)の3M3T。

東武鉄道がことし4月に発表した2018年度の鉄道事業設備投資計画には、車両については「東京メトロ日比谷線直通70000系車両の導入および20000系車両の改良」しか記されていなかったから、直近の60000系増備はないか。

やっぱり斬新なのは、ファミマ色。フューチャーブルーとブライトグリーンという名前の色なんだって。未来的なブルーと晴れやかな緑? 未来的な緑と晴れやかな青のほうが、しっくりくる感だけど、そこがアーバン!

初回は車両だけだったけど、この「東武野田線のリアル」シリーズでは、まったくアーバンじゃないけど沿線でシレッと人気の街中華や、隠れ家的な立ち食いそば屋、高架化工事の進捗、誰でも入れてうまい学生食堂、なんの告知もアナウンスもなくシレッと配線改良している現場………などなどをコトコトと。