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ニューシャトルでは、シャープが開発中の試作17型シースルーディスプレイを初めて鉄道営業車両に装着し実証実験を行うと発表した。

シースルーディスプレイは前面(または背面)眺望を損なうことなく広告などの映像コンテンツを視認できる画期的な液晶ディスプレイ。

この実証実験は新型車両2020系21編成2621号車の運転室と客室の間のドア窓にシースルーディスプレイを搭載、7月16日よりニューシャトル全線で実施される。

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試験期間:2016年7月16日より1ヶ月半程度

搭載車両:新型車両2020系21編成 2621号車
     ※2621号車は車両の向きにより先頭車または後尾車になります

ディスプレイ概要と設置台数:17型シースルーディスプレイ(シャープ製)を1台設置

シースルーディスプレイ詳細:シャープの資料を参照ください

https://www.sharp.co.jp/corporate/news/160712-a.html

シースルー型ディスプレイの開発が実現領域に入った時から仲間内で囁かれていたことは、いつの日にか鉄道車両の窓ガラスはことごとくシースルーディスプレイで被われ、生の風景を観るには有料の座席に座らなくちゃならない時代が来るのかもね、という冗談である。

しかし、開発が進みコストが劇的に下がったら、現在駅周辺に氾濫する大型平面ディスプレイの様に車窓を変えてしまうかもしれない。

生の車窓が贅沢になる時代、冗談ではなくなるか?