カーブにイキナリ駅【私鉄に乗ろう92】一畑電車 その6

2019.08.24

ちょっと町っぽい雰囲気になって、平田という近隣では100年以上の歴史を誇る町です。

不思議な跨線橋があります。渡り廊下? 地図で確認したら平田文化館と平田図書館を結んでいるものでした。

ポイントがたくさんあります。旅伏駅から1.9kmで雲州平田駅。

一畑電車で唯一の直営駅。運転指令室、列車区(乗務員の所属先)、車両区(車両基地・検修施設)などの他に、一畑電車本社もあります。左に元京王電鉄5000系の2103編成でイベント用に改造された「楯縫」が駐まっています。

単式ホームと島式ホーム。通常は単式1番線が使われます。列車交換の場合は、島式ホーム2番線を出雲市行が使用します。

ここで運転士さんが交代。出雲市駅から一緒だった運転士さん、ちょっと御高齢でしたがとても気さくで親切な方でした。筆者が立ちっぱなしで前面展望を撮っていると、何度も「そんなシンドイ思いをして前方の写真を撮ってどうするの?」と質問されました。説明が長くなるので「趣味です」と応えました。そんなにヘンな趣味かなぁ・・・。(笑)

この駅では、映画“RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語”でも数え切れないほど多くのシーンが撮影されていました。ホームはもちろん、車両区(車両基地・検修施設)でも印象的なシーンがたくさんあります。

駅名標と出雲市無形民俗文化財”平田一式飾”のしまねっこ。1914年(大正3年)一畑軽便鉄道が出雲今市駅から開通した際の終着駅として開業。当時は雲州平田駅。軽便鉄道が一畑駅まで開業。1970年(昭和45年)平田市駅に改称。2005年(平成17年)平田市が出雲市との合併で廃止されたため、駅名が雲州平田駅に戻されました。平均乗車人員は1,184人/日(2012年 一畑電車調べ)。

ちなみに”平田一式飾”とは、身近な生活用具一式で物語や神話、歴史などの場面などを飾り競う平田地域の民族芸術だそうです。

松江しんじ湖温泉に向かいます。実は、ここからしばらくコンデジのモード・セッティングボタンが気付かないままズレていて写真がNGでした。稀にマトモな写真もあります。

で、カメラをいじっていたらカーブにイキナリ駅。3.6kmとけっこうな駅間で布崎駅。ホームはカーブにあります。いずれにしても撮影し難いホームですね。

駅名標。1915年(大正4年)一畑軽便鉄道が一畑まで延伸開業した時に作られた駅。1916年(大正5年)松江方向に700m程の場所に移設されました。雲州平田駅駅からの駅間が長い理由の一つかな。

布崎駅の手前に、国の登録有形文化財である布崎変電所があります。一畑電車出雲今市駅(現・電鉄出雲市駅)〜一畑駅が電化された1927年(昭和2年)に作られ、今も現役で稼働しています。が、コンデジを調製していて撮影できませんでした。映画“RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語”では運転司令所のセットが組まれたそうです。

それでは、【私鉄に乗ろう92】一畑電車 その7 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

TAGS 一畑電車


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