布崎駅のホーム。カーブがキツイです。

古い駅名標がありました。2005年(平成17年)に改称された隣駅「うんしゅうひらた」の部分が新しいのはご愛敬。

陽が陰って、暗くなってきました。正面上方、土手の向こうは宍道湖です。上方に見えている町は松江?まさかね、でもそれ以外あり得ない・・・。カメラって時々不思議な働きをしますね。

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カーブを曲がると次駅です。全体にピントが緩いです。

急に暗くなって、まずシャッター速度が遅くなり、同時に搾りが開いて被写界深度が浅くなります。学生時代にモノクロの長巻きフィルムを買ってきてはパトローネに詰めて現像して焼き付けをしていました。カメラはマニュアルの一眼だったので、この程度のことは分かります。しかし、イキナリ呆けた写真が増えるので下手くそなカメラマンは困りました。

0.7kmで湖遊館新駅・駅。駅名に「駅」が二つ続くのです。

駅に近づいた写真のピントがあってました。マグレです。(笑)

駅名標ではなく、ホーム上の待合室に駅名。1995年(平成7年)宍道湖公園湖遊館へのアクセス駅として出雲市の請願・全額負担で新設された駅です。

請願による新駅であることから「湖遊館新駅」駅となったワケです。もちろん「湖遊館新」で終わって駅を付けるのもちょっとヘンですよね。駅舎の表示は「こゆうかん」の「う」の点が取れているのか「こゆつかん」と読んでしまいました。「しんえき」の「え」の点がなくて不思議な字になっています。

「湖遊館」は山陰最大のアイススケートリンクなんだそうです。隣接する「宍道湖グリーンパーク」は水鳥を観察できます。さらに水族館「宍道湖自然館ゴビウス」には中海・宍道湖・斐伊川水系に生息する水生生物が揃っています。「ゴビウス」はラテン語で「小魚」だそうです。知らなかった。

地図で確かめると宍道湖公園湖遊館は、駅から南に700mほど離れています。徒歩10分と案内されています。駅の北西側にある建物は出雲市立東幼稚園。大きいなぁ。

駅の北側は元は農地でしたが、何やら重機が動いて土地造成をしている様でした。住宅を作るのかな。この駅の平均乗車人員は、39人/日(2015年 一畑電車調べ)と少ないですから。住民を増やすのは基本です。

すぐに次の駅が見えました。駅間は0.7kmありますが直線だですからね。

天候が超不安なままですが、【私鉄に乗ろう92】一畑電車 その8 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)