8月4日木曜日。3時半に起床。シャワーを浴びて支度をする。5時になっても外はまだ暗い。が、駅まで少しあるので早い目に出発。

東宿毛駅は高架の上にホームがある。駅舎は無い。
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反対側から見上げる。待合所の明かりが見える。
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ホームに上がる。駅名標の背後に宿毛の中心街が見える。町の中心は東宿毛駅の方が近い。
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中村方面を見る。霧が濃い。以前来た時も朝霧の中を列車が走った記憶がある。
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宿毛方面から始発の中村行きが来た。5:35発。
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6:03、中村着。これが乗ってきたTKT8000形。
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宝くじ号も停まっていた。
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ここからは6:08発の特急「南風」に乗る。土佐くろしお鉄道所有のJR四国2000系気動車、アンパンマン列車のオレンジ、4両編成だ。
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初めて優等列車で四国を走る。スイッチバックの新改も真っ直ぐ進む。右手前が引き込み線、左奥に駅がある。
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阿波池田に9:07着。アンパンマン列車は岡山に向けて去っていった。
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駅名標。
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外に出て駅正面。
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駅全景。以前は駅ソバがあった。閉店したとのこと。残念。
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徳島線はJR四国1500型気動車。徳島まで105分かかる。1988年までは徳島本線と呼ばれていた。JR四国でも何故か新型車両が投入される路線。
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特急南風の乗車券は青春18きっぷは使えないので、本日は阿波池田から徳島間だけ使おうと思っていたが1640円なので青春18きっぷの1日分より安い。切符を買った。
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阿波池田を出ると複雑なポイントがあって、左は琴平方面、右がこれから向かう徳島方面に別れる。
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よしの川ブルーラインとも呼ばれるだけあって終始、吉野川に沿って走る。
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難読ではないが、あまり「おしま」とは読まないだろう。
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この駅の硬券切符が学業のお守りとして売られていたらしい。
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麻植と書いて「おえ」とはあまり読まないと思う。
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これは難読。東京・京王線の府中も、岡山・福塩線の府中も「ふちゅう」と読む。
だが、ここの府中は江戸時代に徳島藩が「ふちゅう=不忠」と嫌い、国府があったことと、「こう=孝」という音から「こう」と読ませる様になったらしい。

しかし「こう」とは教えられなければ読めない。
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徳島に11:28着。
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前に来た時も食べた「祖谷(いや)蕎麦 麺家れもん」で朝食(時間的には昼食だ)。
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今回は二八のざる蕎麦、600円。これが下手な手打ち蕎麦よりも美味しい。
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市バス210円で南海フェリー乗り場に移動。凄まじく暑いので「すだちサイダー」を飲む、230円。これも美味しい。
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フェリーが到着。船首の部分が開いて車が出てきた。
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大きな船だが全体を写すことが出来ない。フェリー乗り場の建物の陰になってしまうのだ。
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12:25出港。船内にはこんなキャラが所々にある。
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霞んでいて見通しが悪く、海上に出てもほとんど何も見えない。それでコンセントのついたテーブルで作業をすることにした。

しかし、今朝の3時半起床が効いたのか、船内のWi-Fiが異様に遅くて表示に時間がかかるのでいつの間にか眠ってしまった。

和歌山港に到着したことにも気付かず、危うく和歌山港〜和歌山市の南海電車に乗り遅れるところだった。マジで走りました。和歌山港 15:50発。

和歌山港〜加太は330円。和歌山市駅でちょっと外に出してもらって駅舎を写す。巨大。JRが軒先を借りている。
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実際、昨年この改札を通ってJRに乗った。
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16:21発の加太行まで15分あったので駅ソバを食べる。超遅い昼食だ。
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関西にきたら「刻みソバ」だよね。380円と安いし。
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加太行は南海7100系電車。
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紀ノ川駅までは南海本線を走る。紀ノ川で別れた加太線は単線になる。
二里ヶ浜駅で「めでたいでんしゃ」と交換。
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「めでたいでんしゃ」は、週末だけ運行してると勝手に思い込んでいた。8月中は平日も運行している。
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慌てて南海ホームページを探すと本日の運行予定があった。加太 17:27発が「めでたいでんしゃ」だと分かった。

16:46 加太に到着。終端駅だ。
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「めでたいでんしゃ」を待つ間に駅舎を撮影。駅前には・・・
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加太の港で有名なのだが駅の雰囲気は山の中。静かで良いな。
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駅名標。
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駅にはグッズも色々あった。普段は買わないのだが、個人的にピンク色が好き、というコトと汗っかきなのでタオルはいくら有ってもOKなので紺のミニタオル500円とピンクのタオル700円を買った。そうしたらオマケが色々とついて、こんな感じ。(ビジネスホテルのベッドに並べた)
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17:20頃「めでたいでんしゃ」が到着。
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ピンク色が大好きなので萌えちゃうなぁ。
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先頭部分横から。
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連結部分横から。
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車内、まずはこんなシンボルがあった。
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特徴的な吊り環。ここまで凝ってるラッピング車両は珍しい。というか凄くお金もかかっている。
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車内全体。
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ピンク色が好きなので、今回もこれで旅をしている。
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吊り環に一箇所ハート型があった。南海さんの130周年ブランド・スローガン「愛が、多すぎる。」を表象しているのだろう。
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このシートに座る。何だかクラクラしそうだ。草間彌生っぽい。
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17:27に加太を出発。車窓には海が広がった。
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南海本線に合流する前に梶取(かんどり)信号場がある。加太線は西之庄駅以外は全て交換可能なのだが、この信号場も実際に交換に使われているらしい。
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紀ノ川駅の手前で南海本線と合流する。
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紀ノ川橋梁を渡ると和歌山市駅まではすぐ。下りの橋梁は1922年(大正11年)に架けられた国産。右の上りは1903年(明治36年)アメリカ製。しかし、長持ちするものです。
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17:52 和歌山市駅に到着。 17:59発の特急サザンに乗換えて1時間で南海難波駅。
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本日の移動、13時間半。フェリーで寝落ちしたけど、よく乗った。明日は別の南海ラッピング列車に乗って、その後大垣まで移動の予定。