コラム【鉄の余談】28 2021年に廃止された日高本線に乗りました⑨
※2019年6月撮影
トップ画像は、JR北海道日高本線の終点だった様似駅。日高本線終端部の道路から望遠レンズで撮りました。既に2015年から鉄道運転が休止しているので線路は錆びています。
2014年3月、様似駅に来てラーメンを食べて、14:34発の苫小牧行に乗りました。
西様似駅。
※2014年3月撮影
鵜苫駅。2019年6月よりも駅舎のイラスト、少しいたみが少ないですね。5年前ですから。
※2014年3月撮影
すみません。コンデジ、レンズの汚れがそのままです。
※2014年3月撮影
絵笛駅。サラブレッドがいました。
※2014年3月撮影
サラブレッドは、雪の中でも元気に育つのですね。
※2014年3月撮影
静内駅で雪が強く降ってきました。
※2014年3月撮影
東京でも3月に雪が降ることはあります。
しかし、この雪では前面展望は、撮れそうもありません。
※2014年3月撮影
大狩部駅も雪が積もり始めていました。流石に寒そうです。2019年6月には駅名標が新しくなっていました。
※2014年3月撮影
大狩部駅の後方展望です。
※2014年3月撮影
太平洋に陽が沈んでゆきます。
※2014年3月撮影
苫小牧駅から室蘭本線で東室蘭駅に向かいます。初めてキハ143-156に乗りました。
※2014年3月撮影
東室蘭で135分も乗り継ぎ時間があったので、駅前で夕餉。初めて行った居酒屋「ふなや」が大当たり! 以降、可能な限り東室蘭に宿泊して「ふなや」に行く様に旅程を組む様になりました。
地酒「蘭の舞 純米」を燗で、海水雲丹(1200円)。左の突き出しも美味しかった。
※2014年3月撮影 ふなやさんの許可をいただいています
地元のタコ(780円)。レンズの汚れでタコが見えませんが。
※2014年3月撮影
白眉は噴火湾(内浦湾)のホタテ刺身。極めて新鮮なので肝が超美味。これで680円は安いです。
※2014年3月撮影
肝を好まないお客さんもいると聞いたので、後年、おっちゃんに電話して、「明日行きますからホタテの肝 イッパイ食べたい」と伝えたら、トンデモ無い量のホタテの新鮮な肝がでてきて、全部食べた筆者を見ておっちゃんは、大笑いしてました。
或る年は、東室蘭のホテルが満杯、ふなやも満員。無理にカウンターの端に入れて貰ったことがありました。何と近くで女子プロゴルフの大会があったのです。
この日は、女将さんと楽しく話していて、22:03発長万部行に遅れそうになりました。23:30長万部着。この旅で2回目の温泉宿に投宿。遅いのでご主人が玄関の鍵を開けておくので入ったら鍵を閉めるように言われてました。
この日は、夕張駅 → 追分駅 → 苫小牧 → 様似 → 苫小牧 → 東室蘭 → 長万部と505.3km、約11時間気動車に揺られて、流石に草臥れました。
(文・写真) 住田至朗
※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。
※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)『北海道 駅名の起源』(日本国有鉄道北海道総局/1973年)他を参照しています。
※鉄道、駅などは鉄道会社、利用者の皆様のおかげで撮影させていただいています。ありがとうございました。