六角精児&松井玲奈の「花は咲く~走れ!サンテツver.~」三陸鉄道全通にあわせ、3.23オンエア
東日本大震災から8年―――。ことしいよいよ、盛~宮古~久慈 163kmの三陸鉄道リアス線が誕生し、4時間超えの海岸ルート直通列車が走りだす。
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山田線が復旧し、三陸鉄道の列車が走りはじめるいま、NHKはさらなる復興にエールを送る想いで、『花は咲く~走れ!サンテツver.~』を制作。
3月23日、NHK総合で18時35分からの初回放送を皮切りに、以後、随時オンエアしていく。
歌・出演は、鉄道大好きな六角精児と松井玲奈
映像には、六角精児と松井玲奈が、二人で三陸鉄道に乗り込むシーンも描かれている。
六角精児は、今回の『花は咲く~走れ!サンテツver.~』に出演し、自ら歌うことについて「自分の能力の限りに『花は咲く』を歌ってみるしかないと思いました」とコメント。
「鉄道ファンとしては三陸鉄道リアス線が開通することがとてもうれしいですし、すごいことだと思います。全国一長い第三セクターの路線、ぜひ乗ってみたいです」(六角精児)
また松井玲奈は、「震災から8年、当時、岩手県を訪問させていただいて見た光景はいまでも覚えています」と振り返る。
「その光景と同じように、出会った人たちの顔も言葉もはっきりと心に残っています。今回のアレンジはとてもポップで明るく、前に進んでいく三陸鉄道に乗りながら聴きたくなるような1曲になっています」(松井玲奈)
作曲家・菅野よう子アレンジによる新たな音源
この六角精児と松井玲奈による『花は咲く~走れ!サンテツver.~』は、ベースの「花は咲く」の作曲家・菅野よう子のアレンジによる新たな音源で、二人のデュエットが実現。
「三陸の方々、お元気ですか? 三陸のワカメのお味噌汁や牡蠣ご飯で、わたしは育ちました。お日様が当たる海沿いの鉄道を思い浮かべて、アレンジしました」(菅野よう子)
「東北に行ってみよう!」と思ってもらえれば
また、制作を統括した、東日本大震災プロジェクト 讃岐好伸 チーフプロデューサーは、「当初からのスタッフが継続して制作にあたっています。新しい「花は咲く」をきっかけに、一人でも多くの方が、『東北に行ってみよう!』と思っていただくことを願っています」と伝えている。
NHKは、2012年からこれまで、各界の著名人やアーティストとコラボレーションし、復興支援ソング「花は咲く」のさまざまなバージョンを制作。
今回の六角精児と松井玲奈の起用については、「旅情を誘う鉄道と、沿線地域の風物を織り交ぜ、震災からのさらなる復興を応援する」という想いが込められている。