新幹線が行き届いてないところに航空路線をはる―――。

そんな思いを感じる新路線が誕生する。

ジェットスター・ジャパンの成田―庄内 路線。

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8月1日から1日1往復2便で就航。4月18日10時から片道4,490円~で販売が始まる。

この 成田―庄内 路線、成田を発着するジェットスター・ジャパンの国内線としては14路線目で、両空港を結ぶ初めての定期直行便。

そして成田から運航する初の東北地方へのLCC路線。

運航スケジュールは、GK777 成田1300発 → 庄内1405着、GK776 庄内1450発 → 成田1555着。

東京から酒田まで新幹線を利用すると、上越新幹線 新潟経由、特急いなほ利用で13,500円。料金は新幹線・特急とも自由席利用。所要時間は4時間半前後。

山形新幹線 新庄経由、快速最上川利用で12,840円(新幹線自由席)。所要時間は5時間半前後。

―――成田・庄内空港までの空港アクセスを考えると、時間に大差はない感じ。両エリアの選択肢が増えるとみるか。

ジェットスター・ジャパン 片岡優 代表取締役社長は次のようにコメントしている。

「本日、庄内空港への路線開設発表に至ることができましたのも、地元の関係者を始めとする皆様からの多方面にわたるご支援のお陰と心よりお礼申し上げます」

「庄内と東京を結ぶ初のLCCとして低運賃の空の旅をご提供することで、庄内地方在住のお客様にとっては首都圏、海外がより近くになると同時に、首都圏や海外からのお客様が庄内を訪れる機会が増えることを見込んでいます」

「また成田を経由して沖縄や九州各地、関西などジェットスターの国内就航地と庄内の間での交流人口の増加にも期待しています」(ジェットスター・ジャパン 片岡優 代表取締役社長)